★ベトナム・ハノイは「こんなとこ」★

コネなし、金なし、能力なし。50を過ぎて、単身ハノイで会社を作り10年目。毎日「こんなふうに」すごしています。

ベトナムハノイの「ちゃんとやってよ!」

2021-06-25 09:50:58 | ベトナム・ハノイ

ベトナムハノイの「ちゃんとやってよ!」

 

 自分はベトナムと関わりだして20年、在住者となって11年目である。

あまりこのような「人物」は多くないため、ベトナムブームになったころには

 重宝がられて、まるで知らない人からも「援助や、アドバイス」をもとめられた。

無論、知り合いの「製造業者」からは多くの相談が寄せられた。

 自分も「できる限りの協力は、採算度返しで協力してきたつもりだ」

たまたま「ベトナムに早くに関わったものとしての使命だと思っている」

 しかし、中には「とんだ食わせ物もいる」

4年前に「是非ベトナムに進出したい」と「懇願されて」弊社内に「事務所を曲がり」させた。

しかし「べとナムで何をやりたいのか?がいまいちわからない」ここ会社(というよりは個人)

は自動車メーカのTERA1メーカ社長である。日頃の「羽振りも必要以上に良い人だった」

 ベトナムに来るときにはどういうわけか「家族帯同で来る?」当然その面倒も弊社(自分が)が

見なければならない。???この辺から「???」という感じだった。

(公私混同、会社のお金の私的利用?が明確だった)

 その後該社(彼)から送り込まれた「ベトナム駐在者は、カラオケの女性に入れ込み、全く成果を出さずに

いたことを突っ込まれた挙句、日本で行方不明になってしまった」

 その後は

「時々ベトナムには家族帯同で来るものの、目的がわからない???」そうしているうちに

「本業でない、建築関係の業務をやりたいので人材を集めてほしいとの依頼」

 自分も仕方がないので「ベトナムでのリレーションをフルに使い、仕事ができる

体制」を作ってあげた。しかしこの計画は「この人が、ゴルフ仲間との勢いで、思い付きで

やり始めたことが発覚」、まじめに営業するでもなく、結局「設立から2年間、1つの仕事も

入れられないまま」現在に至った。(挙句の果ては、集めた人材はレベルが低く使い物にならない

とまで言い出すしまつ)

 仕方がないので「私も本業ではないが、今までのリレーションを活用し何とか固定ユーザ」を

見つけ、「本当にレベルが低いのか?試してみた」その結果「貴重な人材で、是非これらの人材を確保したい」

とのコメントを頂き、現在は業務ができている。(結局は仕事が見つからない言い訳だったのだろう)

「これではベトナム人技術者たちが可哀そうである」・・・

 

 つまり、何が「言いたいのか」というと。

*このように、流行にのって「ベトナムに来るのは構わないが、ベトナム人材まで巻き込んで、いい加減な

軽率なやり方でベトナム側に迷惑かける輩が多い」ということである。

*特徴は「熱が冷めると、とたんに意欲に欠け」何もやらなくなる。(もともと大した考えもない)

*やらされた「ベトナム側は大迷惑である」

*下手にお金があると「お金は使うが、真剣にベトナムを活かそうという気はさらさらない」(そこそこの企業に多い)

*こういう人間(会社)は是非早急に「ベトナムから出てってほしい」と、思う次第である。

★言っておくが、人件費が安い、勤勉だ、まじめだ、などと勝手に思い込んで安易にベトナムに来る日本人は多い

「日本でうまくいかなかったから、ベトナムに行けば何とかなるだろう。物価も安いし」などと思っている人は

必ず失敗する。統計的に見ると日本から「ベトナム進出した人(企業)のうち、(個人レベルの飲食関連も含む)

5年で残れるのはたった5%だけだ!!!という現実を知ってもらいたい」

そして、自分の失敗の理由を「ベトナム人が悪いとか、ずるいとか、信じられないとか、いろいろいう輩は、これもまた

絶対にうまくいかない」(要するに自分の考えがダメなのである。)

★ベトナム人はとりたてて「まじめでもなく」「働き者でもなく」「勤勉でもない」

日本人、いや世界中の人と何ら変わりなない人たちである。国や民族や人種で「こんな差は全く無い事は、世界中周った

自分はわかっている」だからこそ、「はやり」や「乗り」で安易にベトナムに来るのはやめたほうがいい。

 現在のベトナムは「未だ残る貧しさを背景にした【頑張り】だけがそのエンジンになっているのだ!」

と、気づいてほしい。

 結局この会社は「まともな協力や管理もなく、現地ベトナム社員たちは大変な苦労をしている、支援の管理もなく金さえ出せば

現地の人間が勝手にやるだろうと思っていたこの会社(個人)は社内でも多額の支援費が問題になり

今になって「慌てて、どうしようか?と騒いでいる」全くどうしようもない。

 その上、社員の給与も滞りがちになったため、さすがに自分も「何とかしなければ?」となった次第だ。

撤退の決断や、改善の意思もなく、誰も管理にあてがわない体制はそのままである。

(しかし、現地で見ている自分はこのスタッフたちを見捨てるわけにもいかず、現地で個人的に「支援した次第だ」

 そして、運営費、などなど、自分が「貸与した金額は***万円」に上る。昨年来、「返す返す」と言っているが

未だに実行されていない。 弱ったものである。

「ちゃんとやってよ」と言いたい。

 

本来はこのような問題はブログに乗せるべきでない事と思う。しかしあえて乗せたのは

*日本より貧しいどんな国であっても「そこで暮らし、頑張っている人は日本と全く変わりなく、ダメな人も、不真面目な人も

すぐれた人も、勤勉な人も、日本と同じ比率で存在する」処だということを分かってほしいのである。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする