
「帯状疱疹後神経痛の治療」の記事において大栝楼散の解説に次のような文を見つけた。
『重慶堂随筆』には、「栝楼実に潤燥開結・蕩熱滌痰の作用があることはよく知られているが、
舒肝鬱・潤肝燥・平肝逆・緩肝急の作用において独壇場を誇ることはあまり知られていない」
と記されている。清熱解毒・化痰通絡・柔肝緩急の作用があり、痰熱・湿熱・熱毒が籠って
滞っている病症の治療に長けている。
http://youjyodo.cocolog-nifty.com/kimagure/2016/12/post-4c3e.html
※栝楼実


肝火脾湿が内鬱すれば、毒邪は虚に乗じて外より侵し、
腰腹の間で経絡淤阻となり、肌膚の表では気血凝滞し、
帯状疱疹を発するのである。
本病は肝・心・脾臓と関連しているが、
なかでも肝との関系が尤も強いと考えている。
http://youjyodo.cocolog-nifty.com/kimagure/2009/07/post-0e44.html
※柴胡疏肝散, 柴胡清肝湯