人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

接種後2日以内の死亡が最も多い - 日米欧

2022-03-24 | 日記

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2022-03-24 | 日記

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方剤:加味逍遙散

2022-03-24 | 日記



次が加味逍遙散です。
これは丹梔逍遙散(たんし逍遙散)です。
他のものが加わっているものも逍遙散にはあるものですから、
これは牡丹皮と山梔子が加わった逍遙散ですよという意味で
丹梔逍遙散とも言われます。

加味と付いているのは加味逍遙散と加味帰脾湯とがあるのですが、
何度かこの話はしました。加味帰脾湯の元の処方は帰脾湯ですね。
その帰脾湯は何かといったら、文字通りを補う薬です。
それは四君子湯等と同じで、六君子湯のときもこの話をしました。

要するに胃腸の弱い人が社会生活をする中で、
緊張してくると柴胡が必要になってきます。

それで柴胡が加わったのが加味帰脾湯であると言いました。
例えば六君子湯のとき、柴芍六君子湯と加味帰脾湯は
非常に近い処方なのだという話をしました。

加味逍遙散の元の処方は逍遙散です。 
逍遙散は逆にもともと柴胡が入っています。
加味帰脾湯は、基本は太陰の人の薬ですね。
逍遙散は、基本は本来、厥陰の人の薬です。
それに、牡丹皮山梔子が入っています。

山梔子が加わっているのは、
これも先程言ったように要注意ではあるのです。
こういう人もちょっと神経過敏になっていて、
この山梔子というのは脳に働くと言いましたが、
それが必要になるのです。

逍遙散は神経過敏なのです。加味逍遙散は、
さらにちょっとヒステリックになって、脳の症状まで出てきます。
脳の症状が出てくるというのはどういうことかと言うと、
周りの人などがちょっと理解できないような、
どこからそういう発想が出てくるのだろうというような状態が出てきます。

から出発しますから、辻褄が合わないのですね。
から出発するものはセンサーですから、よく聞けば分かるのです。
ところが、脳からいきなり出発してくるものというのは、
理解できないことが場合によってはあります。

加味逍遙散の人というのは、肝だけじやなくて腎、心、
要するに少陰の症状が加わってきて、
それとちょっと血の道の異常も加わって症状が悪化するので、
山梔子と牡丹皮を加えてやるのです
つまり逍遙という意味は、逍遙の歌でいうそぞろ歩きの意味なのです。

加味帰脾湯加味逍遙散も並んで、加味と2つだけ付いているのですが 
面白いことに帯帽感があるというのはこの2つの処方の特徴なのです。

柴胡桂枝乾姜湯は帯帽感ではないのです。
この付近(側頸部の頭の付け根)が重いとか訴えます。
苓桂朮甘湯は頭全体がぼうっとするとか、
桂枝茯苓丸でも頭全体がのぼせると訴えます。

帯帽感というのは、本当に後ろから帽子をかぶせられているような感じです。
これを訴えるのはこの加味帰脾湯と加味逍遙散だけなのです。
加味逍遙散や加味帰脾湯の人に、必ずあるというわけではないですよ。
でもそれがある人はたいていこのどちらかなのです。
そして非常に分かりやすいのは、一服飲んで20~30分もしないうちに、
長年かぶっていた帽子を脱いだようだと言うぐらい劇的に改善されます。

でもこの二方は、見た目はその帯帽感以外はだいぶ違います。
加味帰脾湯の人は、基本がうつです。
太陰の人ですからうつで静かな人です。
それが一所懸命頑張って、ストレスから具合が悪くなりますから、
なかなか訴えはあまりしません。
ずっと聞いているとだんだん沈んだことを言ってきて、
ああ、疲れているのだ、ああ、大変なのだというような感じなのです。

加味逍遙散の人は、ある意味、外来で診るのは大変な人なのです。
しゃべらせておけば、30分でもとりとめなくしゃべっています。
もう1つ特徴的なのは、加味逍遙散の人は初診のとき、
たいていたくさんメモをしてきています。
初診だけではなく2度目、3度目と来るときもたくさん書いてきます。
それで、どうですかなんて言ったらもう延々と話し始めます。
まとまっていれば良いのですがそうではないのです。
逍遙ですからとりとめがなく、あっちへ飛びこっちへ飛び、
もう全然まとまりがないのです。

どこから来るのだろうと思ったら、やはりから勝手に出てくるというような、
簡単には理解できないようなことを言います。
じっと聞いていたら、ああ、この人は加味逍遙散だと分かりますね。

加味逍遙散は、他に非常に分かりやすいのは舌です。
舌を見ると、非常にきれいなピンクの舌質に、
薄い緑あるいは黄色の苔があることが多いです。
きれいな舌に苔が乗っているという感じです。
でも少陰がかっているので、よく見るとちょっと黒ずんでいることもあります。

これがまったく色が薄くて、もっと鮮やかになると香蘇散の舌になりますね。
そしてさらにそれから苔がなくなってくると、葛根加朮附湯等の舌になって来ます。
パターン認識で、とりとめのないことをいっぱい言う人で、こういう舌を見たら、
もうそれだけでこの人は加味逍遙散だと分かってしまいます。
結果としてそれで脈を取ると、だいたい加味逍遙散の人の7~8割はですね。
でも、2~3割はが主の人がいます。
だから加味帰脾湯と加味逍遙散は似ているようで出発が逆です。

加味逍遙散は四物湯や桂枝茯苓丸等の話をしたときも言いましたように、
三大婦人薬の1つですね。

四物湯当帰芍薬散血虚の、
桂枝茯苓丸桃核承気湯大黄牡丹皮湯通導散等が血瘀の薬ですね。
そのどちらでもない薬の代表加味逍遙散です。

前にも言ったように、血虚の方は最近少なくなってきたのですね。
血瘀があって結構元気でさわやかに生きている人が多くなってきました。
でも加味逍遙散タイプは今でもいますね。
もちろん男性ではほとんどいません。何か別の処方を作ろうと思って、
混ぜた結果として加味逍遙散ということになって、
柴胡を含む製剤としてちょっと使ったことがあるかもしれません。
まずめったにないですね。

普通は加味逍遙散のタイプというのは
先程言ったとりとめのないことを言うのもそうですが、
見た感じが本当に夢二の絵の少女のような、
それこそ50、60に なっても夢見る乙女チックな、
そういう印象があるので。しゃべることも年齢より常に幼いのです。
醜いことはあまり言わないのです。
本当に物のとらえ方もすごくひたむきで、一所懸命話します。
本人は必死なのです。医療の側としては大変な患者なのですが、
別の意味ですごくかわいい患者さんでもあるのですね。

もう一所懸命で、時間がこちらに無限にあれば、
いくらでもお相手してあげても嫌でないのですが、
やはり診療の時間に制限があるので、何とかどこで話を切ろうかと、
いつも苦労する患者さんです。非常に特徴的です。

このタイプで、もう1つあるのは女神散です。
加味逍遙散は中間証くらいですね。
より実証で症状が強いのが女神散の状態です。
でも女神散の人はかなり少ないです。
女神散になるともうちょっと頑固になってきます。

加味逍遙散かわいいけど、女神散はあまりかわいくないですね。
ちょっと頑固なオバタリアンという雰囲気になってきます。
そして非常に訴えが多いです。
本当に不定愁訴ばかりを言う女性というのはこれ(加味逍遙散)が非常に多いです。
これに関してはそのくらいですね。

第18回「さっぽろ下田塾」講義録
http://potato.hokkai.net/~acorn/sa_shimoda18.htm


https://www.kigusuri.com/kampo/kampo-care/039-5.html


問題と不問の狭間

2022-03-24 | 日記

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2022-03-24 | 日記

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