伝染性軟属腫(水いぼ)
病位と脈象から病因を推察する
脈証を綜合して考えるに:病は肌表に発し,病位は肌表に在る, 前に薏米で無効だったのは,治表の功が足りなかったのだろう。
今脈はまだ弦緊である,弦とは,肝の脈也;緊とは,寒也。
証脈を合参すれば,乃ち少陽の枢機不利,寒湿鬱表である。
治法は 和解少陽,散寒除湿 となる。
処方:柴胡15 半夏・黄芩・党参・甘草・桂枝・白芍10 生姜3片 大棗5枚 生苡米30
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