Round Rock日記

テキサスの田舎でのんびり暮らし。
カロリー消費を目指して、オースティン近郊を今日も走る!

鹿子躍(ししおどり)=Shishi-Odori

2012-09-05 01:17:00 | お出かけ
UT Dallas(The University of Texas at Dallas)のClark Centerにやって来ました
 

で、ココで何が行われるか?というと、南三陸の鹿子躍(ししおどり)
 
行川流鹿子躍は、今から300年以上も前、宮城県本吉郡水戸辺村の住人が、鹿子躍と名付け創作したものと伝えられていたものの、
水戸辺地区には、鹿子躍に関する記述や言い伝えがありませんでした。

ところが昭和57年、岩手県一関市舞川鹿子躍に伝わる巻物に、発祥の地は本吉郡水戸辺村という記述&それを裏付ける石碑が発見
平成3年、保存会を結成
一関舞川鹿子躍保存会の手厚い指導のもと、苦しい練習を重ね、平成5年、念願の免許皆伝
平成14年の10周年には、南三陸町の無形民俗文化財の指定今に至るとのこと
ちなみに、石碑の碑文に「躍」が用いられていること、跳躍運動である「おどり」を表すには、「踊」よりも「躍」が相応しいとの考えから、
「鹿子躍」の表記を用いているそうです。


南三陸町は、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、保存会メンバーが津波で流出した衣装や道具を拾い集め、
外部の支援も受けて活動再開にこぎ着けました。
今回、みなさんは、TOMODACHIイニシアチブの支援&草の根交流サミット(日米協会が運営)参加のため、ダラスを訪れています。
 

8人の踊り手が着けているのは鹿頭(ししがしら)、
太鼓を打ちながら踊り、先祖の供養&復興を祈ります
   

絶えず太鼓を打ちながら、飛んだり跳ねたり唄ったり、気迫のある激しい舞いが続きました(これは、相当、体力がいるなぁ)。
まさに、「踊」ではなく「躍」ですね
そして、太鼓の音が、とっても心地よいのです
気持ちのこもった踊りは、見ている私にまで、ビンビン伝わってきました(体感)。
    

演目終了後、ロビーで衣装(鮮やか)や道具を、間近で見ることができましたみなさん、興味深々。
  

踊り手の方が、説明してくれたり、相次ぐ質問に1つ1つ答えてくれました
 

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コメント
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