おはようございます!㈱ムラタの村田洋介です!
本日は終戦記念日です。先の大戦に従軍された一般の方々、また悲しみを経験されたすべての方に哀悼の意を表明致します。
さて、夏休み最終日は今年の夏に見た映画でお気に入りの一つである『シン・ゴジラ』(監督:庵野秀明)を紹介します。
※ネタばれが含まれます!
ゴジラは日本人なら誰でも知っている怪獣で、なぜかいつも東京で暴れます!!
ハリウッド映画の場合は別ですが。
映画の冒頭、ゴジラは東京湾に現れ蒲田に上陸し大田区を破壊した後、海へと帰っていきます。
政府や自衛隊、ゴジラ対策チームは凄まじい破壊力に驚き、何も手が打てないと考えます。
この時、ゴジラ対策チームはなぜ海に戻ったのかを考え、一つの仮説を立てます。
その仮説は体温を調整する機能がなく、海水で冷やす必要があるのではないかというものです。
その為に海へ帰っていったのではないかと。
次にゴジラは鎌倉稲村ケ崎に現れ、また東京を目指します。
この時には海水で体温を冷やす必要がないよう陸上生物に進化しており、打つ手がない状況です。
しかしゴジラが残した痕跡より科学的データを集め血液凝固剤を使用する活動凍結作戦を立案し、米軍と協力して作戦を遂行します。
作戦は放射能を口から放出するゴジラの内部のエネルギーは無限でないと考え、物量作戦によりゴジラのエネルギーを使いきらせ、血液凝固剤を直接投与するというものです。
直接投与には高所放水車を使いました。
このシーンは原子炉に直接水を投入した東日本大震災の福島原子力発電の事故を思い出させました。
この活動凍結作戦をヤシオリ作戦とよび、東京駅直上で作戦が遂行されますが、建物や電車をうまく使ったなと感心しました。
また同監督のアニメ『エバンゲリオン』内のヤシマ作戦と通ずるものがあります。
今回の映画は太刀打ちできなくてもあきらめず、観察や視点をかえることで解決できる、(株)ムラタのエンジニア的な仕事にもつうずるものがあると感じました!!
▲【シン・ゴジラ】ヤシオリ作戦〜Shin・Godzilla〜
最後になりますが、そもそも『なぜゴジラは東京を目指していたのか』誰も疑問に思わないので、ここの仮説を立ててみたいものです!