エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

巨大耐熱ロール

2011-05-31 23:56:24 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は、社長と設計スタッフの大岡と午後より3人一組で作業をしました!!終わったのが真夜中近くになりましたがどうにか終わらせることができました!!

さて、今日は手短に書きますが耐熱ロールについてです!通常はφ100mm以下の耐熱ロールが主流ですが、株式会社ムラタではお客様の仕様にあわせ巨大な耐熱ロールも製作しています!!


▲大きさ比較の為、ボールペンと比べてください!!


耐熱ロールの径を大きくすると重量が増えるため、自重により『たわみ』が生じます!

そのたわみをなるべく発生させない工夫も必要で、芯金の構造にノウハウが詰まっています!!

耐熱ロール式製袋機をお使いの方は是非一度、自分の製袋機に適した耐熱ロールの直径はどれくらいか、考えてみてください!!
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原反がけ!!

2011-05-30 10:47:50 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

今朝は、社長との連絡とメーカーへの状況の確認から始まりましたが、部品メーカーへの供給状況の確認は月曜日の慣例になってきています!

もう少し連絡を密に取りたいと思う反面、使用部品が多いため全て連絡を取っていたら大変なことになります!!

必要に応じて連絡を取りたいと思います!!

さて、お客様を廻っていると各社こだわりをもった原反がけを選定されています

例えば取り付け時間の短縮を優先し原反フィーダーをつけているお客さまや、高価ではありますがエアーシャフトを使うお客様、バケットに紙管棒を取り付けられるように改造して欲しいと言われるお客様などご要望は様々です。

さらに簡単なインパルスの原反接続装置を付けて欲しいというご要望のあります!!


▲ローレット加工された紙管締め!!小さな巻径にはお薦めします!!


たかが原反掛、されど原反掛ですね!!
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バイクの部品をワンオフで製作しました!

2011-05-29 22:26:08 | エンジニアな休日
こんばんは!!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は日曜日ですが、午後より仕事をしてきました!途中雨が強くなり台風かと思いましたが、ニュースを見ると台風2号は温帯低気圧に代わり全国的に強い雨と風をもたらしたようです!

明日も車の運転をしますので、いつもより注意したいと思います!!

さて、昨日のブログでお伝えしました、株式会社ムラタで作れる製袋機以外の部品にこんなものがあります!


▲これを見ただけで何の部品かわかりません!!
※製袋機の部品ではありません!


答えは・・・・バイクの部品です!!

弟の雄三がバイクに荷物を括りつけるパーツを買ってきたのですが、市販の取り付け具では格好が良くないとのことで、全スタッフがこだわりを持って製作したらしいのです!!(←私は出張にでていた為知りませんでした!!)


▲シートの後ろに荷物をくくり付けるバーを取り付けました!!


最初の写真はそのバーが後ろに下がらないように固定するためのもので、ここに使われています!


▲写真では分かり辛いのですが、固定するボルトも六角穴付きボルトの頭をまるめ、クロームメッキをかけています!


ちなみに。下の写真の矢印の箇所の部品も、自作しています!!


▲この部品も自作です!バイクに合わせて現合合わせで製作しました!


色々と話を聞いてみると、社内スタッフは車やバイク好きが多く、今回はバイク好きのスタッフが集まって、色々とこだわり話し合いながらデザインを決めたそうです!!

私はバイクには乗らないので、詳しいことは分かりませんが今回のバイクの部品を見て完成度が高いことに驚いております!!

もし私がバイクにのる機会があれば、私も何か自作してみたいと思います!!
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今日は設計スタッフのサポートに入りました!!

2011-05-28 22:22:29 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!!株式会社ムラタの村田洋介です!

今日は設計スタッフの大岡に仕事の主なるところを任せ私はバックアップに回りました!!

たまにはこういう物も良いです!

また大岡も実際の作業のプラオリティを任せられ、しっかりと手順を自分でさがしておりました!!

さて、明日は我社の知らぜらる製袋機以外の技術を紹介します!!

驚きの技術が出てきますので、ライダーの皆様ぜひご期待ください!!
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カット機用リフター!

2011-05-27 23:47:12 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!


今週はクリーンルーム内の作業が続いており、お電話をいただいたお客様に御迷惑をおかけしております。

さて、本日はプチプチ用のカット機に使われている製品台についてです!


▲カット機用リフター


カット機の製品台にはリフターが使われており、重量物ではないのですが油圧式のリフターが昔から使われております。

普段製袋をされている方には、なぜ製品台の代わりに昇降機が必要かと思われるかもしれませんが、プチプチなどの緩衝材は厚さがあるため100枚にまとめると高さがあり、そのため数枚ごとにリフターを下げていきます。

しかし緩衝材を専門に製袋されているお客様にはリフターが当たり前の設備となっています。

いうなれば製袋機とセットとなっています!

帰宅時間が真夜中前になってしまいましたが、明日も集中して作業したいと思います!!!

それではおやすみなさい!!株式会社ムラタ
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中川製製袋機!!

2011-05-26 23:28:13 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

今日は遅い時間になってしまいました!

正直に書きますといろいろありましてここ数日の仕事はおこなっているのですが、なかなか納得の行く仕事ができていないのが現状です。そんな中ただ今おじゃましている社長様よりあとひと踏ん張りですね!と言われ少し元気が湧いてきました!

ただいまいる現場では3階建の建家の全ての階にクリーンルームを設置している工事も一段落
し、真新しクリーンルーム内に一人でいると、精神が研ぎ澄まされる気がします!!

さて、下の写真は東北のお客様より先週送られてきた中川製製袋機の写真です!


▲写真は送られてきた中川製製袋機です!!


機構はメカ式のため、取付け部品の違いはあるにせよ機構はどの製袋機メーカとも同じです!

この中で特に興味があるのは電機回路です!シンプルに作られており、やっつけ仕事のように後から追加された3列の押さえ装置がこれで動くのかと思うほどです。

もう電源を入れることはないと思いますが、電気回路だけはしっかいりと解析しようと思います!

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震災か2ヶ月以上たちますがいまだ震災の影響が続いており、部材の供給が震災直後より悪くなっていると感じられています!!!

テスト機も当日に出荷できていたキーエンスでさえ、出荷状況が悪くなってきていることに驚いています!

これらを打破する方法は、いままで慣れてきた部材を一旦あきらめ新しい製品を採用するチャレンジが必要であると強く感じています!

今日のブログの最初に書きましたが、私が少しグダグダな感じがしていますので、しっかりと気持ちを切り替えられるように週末にはきっちりと休日をとりたいと思います!!

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蛇腹ホースとブロア!!

2011-05-25 14:58:25 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!

製袋機を見ていると変わらないデザインのものがあります。

そのひとつがブロアから送風を送る手段として使われるのが蛇腹ホースです!デザインが変わらないということは完成されたデザインの1つなのでしょう。


▲後部繰り出しモータからブロアでフィルムを拭き落とします!

さて、この蛇腹は通常200Vリングブロアに接続されています。

エアーを吹出し、製品を飛ばしたり、上の写真のようにフィルムを拭き落としたり、さらには塩ビパイプに穴を空けてスリットしたフィルムカスなどを排出するときにも使われます。


このとき通常では風量を変速することができませんが、インバータを取り付けることで風量をあげることができます。

風量が足りない場合は、是非ご相談ください!!
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ワイヤレスレーザーマウスで作業性が変わります!!

2011-05-24 08:40:01 | その他
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!

昨夜はお客様と一緒にサンプル作りを行いました!フィルムの特殊性に加え、シールの形状も特殊なためサンプルとはいえ本当に苦労しました。

ただ、一緒にサンプルを作ったこともあり制御プログラムにもフィードバック出来ればと思っています!

さて、昨夜もそうでしたが私は仕事の大部分をパソコンを使って行います。

プログラムはもちろんのこと、制御助教のモニタリング、サーボモータの状態の確認、図面を描いたり、または発注や事務仕事など配線以外はパソコンを使っていると言って過言ではありません。

そんなパソコンに命令を出す標準的なデバイスと言えばキーボードであり、Windwos95以降はマウスでの作業も多くなりました。

そんなマウスですが、マウスを高機能マウスに変えると作業性が一気に上がります!!


▲ロジクールのワイヤレスマウス VX レボリューション VX-R


パソコンを買うとマウスは付いてくるのでわざわざ買う必要はないと思われるでしょうが、これら高機能マウスをあなどってはいけません!手に馴染むので一日図面を描いていていても疲れません!

パソコンでの作業をしていると疲れたとお思いの方はまずはマウスを変えてみてください!!

交換する価値があります!!

実は昨夜はお客様の工場の一角にある隠れ家のような事務所スペースで作業終了後眠ってしまいました!!

出張が多いため車の中には着替えや仮眠用のブラケットなどがあるのでソファーを借りて眠ることができました!

工場で眠るのはエンジニアの醍醐味です!!(笑)
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アナログ温調器について!

2011-05-23 13:00:56 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日も横浜にて作業をしております!!今日の関東は少し肌寒くまたこれから夜にかけて雨がふるようです!

九州南部も梅雨いりをしたということで、これから徐々に雨の季節となっていきます。

こんなとき私は雨のシーンが多い映画を見て、実際の雨音と映画の中の風景とを重ねあわせ楽しむようにしています!

さて、本日はアナログタイプの温調器の測定範囲についてです。


▲SHINKO製アナログタイプ温調器


このタイプの温調器は太洋商会製製袋機で高速タイプの製袋機に多く採用されてました。

従来のアナログ温調器から現在温度が目視できる点は進化しましたが、表示される現在温度が設定値に比べ何度高いか、低いかを表示するようになっておりデジタル温調器しか知らない人には使いづらくなっています。

また現在温度を知るには、設定温度を下げ針が振れるのを見て現在温度がだいたい何度か知ります。この方法は日本全国どこにいっても皆様同じです。

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本日は少々眠たいですが、コーヒーを飲みながらプログラムと格闘しております!!今日は角度を得るためにアークタンジェント(ATAN)とラジアン、デグリースなどを高校時代の数学の授業の記憶から呼び起こしております!!
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製袋機の動作音!!

2011-05-22 18:28:37 | 出張中のエンジニアな日記
こんにちは!!株式会社ムラタの村田洋介です!

昨夜、仕事が終わってから宮城県までやって来ました!

本日、機械の修理を終電源を入れて機械が動き出したとき、熱板が動き出し受台にあたりながらガッシャンと音をだし、そのまま同じ間隔でガッシャン、ガッシャンと製袋機特有の音を出し始めました!!

そのとき奥様が『約3ヶ月聞くことのできなかったこの音がこんなにも感動的だなんて、涙がでそう』と言ってくださいました!

本日お伺いした宮城県亘理郡亘理町荒浜の細○目さまは東日本大震災津波の被害にあわれました。
奥様と二人で自宅兼作業場で被災され、1階部分の作業場と住居部分が全てが海水につかりました!!

作業場への入り口を見ると、取手の位置まで海水の跡がのこっています。

震災後1ヶ月がたったとき、避難所で生活されている際にお会いしたときは年齢的にも仕事をあきらめようと思っているとおっしゃておりました。

その後、知人の方より1台製袋機を譲り受けどうにか再開に向けての1歩をあるきだしました。

しかし譲り受けた製袋機の部品が外され、ヒーター以外がまったく動かない状態でした。

幸運にも、強引にメインモーターのマグネットスイッチを入れると、熱板が動きました。
1つ1つ配線を確認していき、新たに回路をつくることで、どうにか製袋に支障のない動作ができるようになりました。

私の自分が修理した製袋機が動く瞬間に苦労が吹き飛ぶ思いをいつも感じておりますが、今日機械が動いた瞬間が今までで一番嬉しかった瞬間です!!

作業が終わり、細○目さまとご自宅周辺を少し歩きながら話をしたのですが、いまだ震災の爪痕が激しく残っており、持ち主がわからない車やドラム缶などが自宅周辺に散乱しておりました。
それでもお話を聞いていると細○目さまをはじめお住まいの地区の皆様がしっかりと復興に向け歩んでいるのを感じることができました!!

今回は休日をつかい来ましたので、このまま神奈川へ帰ります!!

休日にも関わらずお付き合い下さいました高○課長さま、ミ○マ製袋さま、細○目さまありがとうございました!
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少し変わった形の熱電対!!株式会社ムラタ

2011-05-21 13:27:40 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

今朝は設計の大岡とともに横浜で作業をしております!
曜日感覚がなくなっておりますが、鎌倉り横浜までくると海岸沿いの車の多さに今日が週末だと気付かされます!
カメラ片手に散歩をしたり、窓を開けてドライブをしたりと良い季節になってきました!!

さて、熱電対は温度制御に欠かせない部品です。通常製袋機に取り付いている熱電対の先端形状はネジ込み式、針金状であると思います!!

私も通常、それらを優先して使っておりますが熱板表面の温度、もしくは回転する形状の熱板では使えません。

そんな時に使うのが下の写真の熱電対です!!


▲表面温度測定よう熱電対!!


構造は単純で、先端が対象物にバネで押し付けられているので、先端部が温められ温度測定を行います。

お客様より、様々な製袋機の相談を受けるのですが、それらを実現しようと頭を悩ませていると思わぬ部品に出会います!!

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ベベルギアの組み合わせ!!

2011-05-20 22:34:37 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!!株式会社ムラタの村田洋介です!

ただいま4サーボの製袋機の制御をしております!!特に2軸を使ったテーブル上のフィルムにCADから取り込んだ形をシールしていく動きは自由度が高い分、制御が難しくなっております。

1つクリアしては次の問題が発生するような感じになっております。

さて、本日は頭を切り替える意味もあり、機械的な内容でいきたいと思います。

駆動を直角に伝達する際に用いられるのがベベルギアです!!

名前を聞いて直ぐに頭に浮かぶ人は『ギアの達人』です!(笑)

多くの方がピンとこないと思いますが、ベベルギアは立ち上がりなどに使われているため、見れば直ぐにわかると思います!!


▲ベベルギアの組み合わせを鉄とプラスチックにしています!


株式会社ムラタでも特殊製袋機などに使うことも多いのですが、その時片側をプラスチックにしています。

これは、片側を摩耗させてギア自体と長持ちさせるだけでなく、騒音対策の一面も持っています!!

鉄同士のギアに比べ格段に音を低減することができます。

特にモーターを使い回す場合に有効であります!!

さて、本日の作業もこれにて終了です!!まずは安全運転で帰宅し、明日も集中して作業をしたいと思います!!
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2段式製袋機の耐熱ロールの回転機構!!

2011-05-19 13:11:52 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は誤字脱字の話を書いたそのブログに脱字がありました!ご指摘くださいました皆さまありがとうございます!!

さて、本日は2段式製袋機の耐熱ロールを回転させるための機構を紹介します。


▲2段式製袋機の耐熱ロール回転機構

通常1段式の製袋機ではタイミングベルトを使い容易に耐熱ロールを回転させることができます。

しかし2段式となると機構上の問題からタイミングベルトを這わすことはできません。

そこで解決方法として一定方向に回転するワンウェイクラッチを用いておりました!!

これは太洋商会時代から行われていたもので、トマックや日本フルートの機械にも同様の機構が見て取れます。ただしトマック(日本フルート)製 製袋機では耐熱ロールがフィルムと逆方向に回ります。

ちなみに2段式製袋機にワンウェイクラッチを用いる機構は現在では解決され、チェーン駆動によりゴムロールと同じく回転するようになっております!!

このことによりシールが改善されております!!
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カラーセンサとファイバーセンサの比較!!株式会社ムラタ

2011-05-18 08:46:08 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

最近は横浜で作業をしております。作業を手伝ってもらうのと、弟の雄三にお客様の現場の雰囲気を知ってもらおうと毎日一緒に通っております。

約1時間ほどのお客様へ向かう車の中で『誤字脱字が多いブログだから意味不明なときがある』と指摘を受けました。

『えっ!!』と思ったのですがその場は平常を保ちました。

平均して3日に1度程度あるということで、弟曰く『結構高い確率だね!!』と言われてしまいました!!

ちゃんと気をつけていこうと思います!

さて、昨日は岐阜県のお客様より以前より相談を受けていたカラーセンサの誤検出について、メーカーのサービスマンを現地に派遣しました。

結果からいうと投受光方式のファイバーセンサの方が検出が安定するのではないかとのことでした。

私は色成分で検出するカラーセンサをお客様に勧めておりましたが、メーカー担当者からの話を聞いて確かに納得ができる見解をもらいました。

ここでカラーセンサとファイバーセンサのメリット、デメリットをまとめて見たいと思います。

カラーセンサ
□メリット
色成分で検出するため、オレンジ地に赤文字でも検出する。
明暗モードにも切り替えることができる
フィルムの”てかり”をキャンセルできる
■デメリット
パラメータが多く、使いはじめに戸惑う

ファイバーセンサ
□メリット
各社様々なセンサを出しており、アンプとヘッドが互換していることが多い
検出機構が単純なため安定している
■デメリット
センサヘッドに投光側、受光側ありフィルムの透過性が高くないと検出しない
投光側、受光側の光軸をあわせる必要がある

これからのカラーセンサをお薦めしていきますが、お客様の仕様をもっとしっかりと見定めてご提案していきたいと思います!!

最後になりましたが、営業部長さま、高○マネージャーさま、大変ご迷惑をおかけいたしました!!
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製品落下防止カバー!

2011-05-17 11:51:51 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようござます!株式会社ムラタの村田洋介です!!


以前ブログに書きました世界卓球のタオルルールについて岡山県の宮崎製袋社長・宮崎社長よりメールにてご指摘を頂きました!!

宮崎社長は岡山県卓球協会理事長もされているので、競技や運営に関しても見識が深くとてもわかりやすく説明してくださいました。そのためそのまま記載させて頂きます。

以下、メールの本文を転載******************

タオルルールは、相手との得点合計が6本の倍数になれば、汗を拭く休憩が取れるルールです

最大の理由は、試合の進行をスムーズにする為ですがタオルルール以外に
①促進ルールがあります。
 1ゲーム 5セットマッチ、7セットマッチ
 で10本勝負で11本先取で勝ちですが
 1セットスタートで10分経過でサーブが
 1本ずつで交替、サーバーは13本以内に得  
 点出来ないと負けるルール
②ゲーム間の休憩は1分間ルール
 コーチのアドバイスもこの1分間の時のみ
③タイムアウトルール
 1試合中に一回のみタイムが取れるが、
 1分間のみです
結果タイムテーブルがスムースに進行できるようになり、大会運営がやり易くなりました。

20本勝負から10本勝負に
5本ずつサービスから2本ずつに
38㎜から40㎜径のボールに

以上******************


私は8の倍数とブログに8の倍数と書いてしまいましたが正しくは6の倍数でした!この場を借りて訂正させて頂きます。

また宮崎社長さま、ありがとうございました!!!

さて、本日は製品台と製袋機の隙間についてです。通常製袋する際には製品は製品台の上に重なり、検品やシールの確認をして包装していきます。ただ厚いフィルムの場合でカット長さが短い場合など、極稀ではありますが製品台と製袋機の間に落ちてしまうことがあります。

このときカバー類に付着しているホコリや油などが製品に付着してしまうことがあります。

その時に、製品台と製袋機の間にカバーを付けることによってこうした製品の落下を防ぐことができます。


▲製品台と製袋機の間に落下防止カバーを取り付けています!


また製品の揃いもよくなる効果もあります。

ちなみに写真の刃には養生テープが貼ってあります。剥がした際にも粘着テープの糊が付かないため大変重宝しております。

スベリもよくなりますので熱が高くない場所にはお使いになってみてはいかがでしょうか??
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