25駅停車。
15分以上停車する駅は以下のとおりでした。
ミチュリンスク・ウラリスキー(30)、グラフスカヤ(26)、リスキ(27)、サグニ(19)、ロスソシ(15)、ミレロヴォ(28)、リーハヤ(23)
モスクワを過ぎると、景色は春から夏へと変わっていきます。緑は一層濃くなり、日差しも一層眩しく感じられます。
ミチュリンスク・ウラリスキー駅のこ狭いホームで売り子がしきりに往来していました。
苺売りが目にとまったので、他の乗客と一緒に下車、購入してみました。苺といえば日本では春の到来を告げる果物ですが、ロシアでは夏の到来を告げる果物です。
500mlカップいっぱいに入った苺とゼムリャニーカと呼ばれる野苺を夫々購入(各40ルーブル)。野苺の方が芳香が強く、酸味が少ないので食べやすく美味しかったです。
またロシアの食べ物といえばピロシキ。さっぱり味の焼きピロシキを購入しました(20ルーブル)。
リスキ駅のホームでも売り子がしきりに販売合戦しています。ピロシキ、アイスクリーム、ビール、燻製ルィバ、茹でミニロブスターなどなど・・・。列車の旅が面白いと感じられる一面です。
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そうそう、それから必要なものといえば、身の回り品。
-身の回り消耗品-
紙ナプキン/ウエットティッシュ/トイレットペーパー/生理用品/
歯磨き粉/水道水入りペットボトル/ウオッカ(小瓶)
紙ナプキンの用途は拭くだけでなく、お皿代わりにも、ラップ代わりにもなるので便利。
車内は綺麗ではないので、食事前やトイレに行くときなどにはウエットティッシュは必需品。これで身体も拭けて、一時的に風呂に入った感じになる。
また車内で3泊4日しますが、上着下着など持参するのに限界があります。なので生理用品(軽い日用)を1日に数回付け替えて、下着の清潔さをなるべくキープ。昔の女性は旅行も大変だったろうに、今では便利グッズがいっぱいありますね。
水入りペットボトルは、歯磨きの際にうがいするために使います。
ウォッカは消毒用です。持参はナイショ。係員に見つかると没収されてしまいます。車内はアルコール持参禁止です。
あとは、車内での暇つぶし道具。
筆者が持参したのは、
るるわら本、料理雑誌、メモ帳、筆記具、カメラ等。スラング読んで笑ってたり、おしゃべりしたり、ブログの挿絵に掲載するためにお絵かきしたり、写真撮影したり。退屈しませんでした。
写真(1ページ目上から):
1)コンパートメント内の様子。車内にはユニットバスはありません。当然お風呂に入れません。
2)売り子がホームで販売していました。写真は苺とゼムリャニーカと呼ばれる野苺。野苺の方が香り高く甘かったです。
3)ホームで購入したピロシキ(具はサクランボジャム)。ピロシキには揚げタイプと焼きタイプがあります。
写真(2ページ目上から):
1)リスキ駅の駅舎。煉瓦色の美しい駅舎でした。
2)リスキ駅ホームで販売していた茹でミニロブスター。ビールの肴にどうぞ。
3)ミレロヴォ駅の駅舎。新築したばかりなのでしょうか、シンプルで美しいです。
4)車内のトイレ脇に設置してある鏡。ロシア基準で設置されているため、チビの筆者には不向き。