ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

ムルマンスク州より謹賀新年 2015

2015-01-01 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
新年明けましておめでとうございます。

昨年末にマローズ(冬将軍)がやって来て、ムルマンスク市でも最低気温-20℃を記録しました。
台所の窓もバリッと厚い氷に覆われました(上写真)。
郊外では-30℃まで下がったらしいです。
でも大晦日から気温がぐんぐん上昇、現在は0℃ぐらい。
日本の皆様にはいずれも堪え難い気温だと思いますが、一気に20℃も変化すると、気温0℃というのは結構暖かく感じるんですよ。


昨年から楽しみの年末年始イルミネーション。
今年はこのようになりましたよ。
  


*****


最近のニュース。


市内で変わったことと言えば、バス停の統廃合がありました。
レーニン大通り(上り)のバス停「プロフソユーズナヤ」「ピャーチウグローフ」を廃止。
そして、2停留所の中間に新「ピャーチウグローフ」バス停が誕生しました。
ピャーチウグローフ広場の入口当たり、市街ド中心です。
ですので、
  トロリーバス 3番と6番
  アフトバス 18番
  マルシュルートカ 18番と50番と55番
をご利用の方、ご注意ください。

▲新ピャーチウグローフ停留所。後ろにはツリーがある広場とマクドナルドのMが見える。

▲バス停変更地図


それからそれから。
スラブ地域の人々(ロシア・ウクライナ・ベラルーシ)は、
食用油からおつまみにまで登場するくらい、本当にひまわりが大好きですよね。
農業地域へ行くと、彼らの生活を支えるひまわり畑が果てしなく広がっていて実に印象的です。

だからスニッカーズから限定で、こんなのが発売されました。

ひまわりの種入りスニッカーズ
ひまわりの種と言ったら、齧歯目や鳥類の餌のイメージが日本人の中であると思います。
ちょっとアクを感じますが、ままおいしいですよ。
でもスニッカーズ社、ちょっと心配になったのでしょうか。ひまわりの種だけで勝負しないで、ピーナッツも混ぜています。
あなたもいつの間にか、まるでリスやハムスターのように両手でひまわりの種入りスニッカーズをしっかり持って齧々してることでしょう。

ロシアへいらしたら、お試しください。限定発売だそうなので、お急ぎを。


*****


昨年はウクライナ騒動が発端で欧米諸国から制裁を受け、ロシア連邦ではルーブルが暴落しました。
またISIS対策で更に石油価格が下落しダブルパンチを受け、年を越しました。
本年はどうなるか、本当にわかりません。98年のような危機がやってくるのでしょうか?


*****


一昨年に引き続き、昨年も公私共にとても多忙な1年でした。
まず4月上旬に、非営利社会団体「ムルマンスクの中の日本(Япония в Мурманске)」を創設。
これまで現地や日本で発生した各種依頼は、私個人で処理してきました。
しかし個人で対処することに限界がありましたし、
日本に関わりたいという方々にあらゆる機会を与えたいという思いから、
創設に踏み切った次第です。
共に発起する仲間も結構現れてくれました。


日本語教室も1クラス増え、授業準備などで大変です。


公式HP「アリョーシャ」の情報が少し古くなったので改定宣言を一昨年の元旦にしましたが、
筆者はやっぱり多忙のため公式HPをリニューアルする余裕がありません。
こんな状態、もうしばらく続きそうですxxxxxxxxxすみません。
旅行相談などは、急ではなく余裕を持って

に直接お問い合わせください。


では今年もご愛顧くださいませ。皆様からのコメントもお待ちしております。


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ムルマンスク 最近のニュース

2014-11-13 09:36:31 | ムルマンスク市・街の表情
昨今の話題。


サマータイム 永遠に終了
先月26日に時差が5時間→6時間に戻されました。
よく考えてみれば「時間の有効的利用」のためのサマータイム導入でしたが、この恩恵にあやかった記憶は私共全くありませんでした。
それどころか、ロシアは時差が東西で大きすぎて、ビジネスや日常生活で支障をきたしました。
これで時間変更という煩わしさから、永遠に解放されました。


ムルマンスク映画館 リニューアルオープン
古くからあるムルマンスク映画館が、10月半ばにリニューアルオープンしました。

建物正面に大型スクリーンを配備。煌びやかに輝く映像で道行く人の足を止めます。
内装も現代的になりました。座席は463席。レストルームを素敵。
  


韓国女性サイクリスト 九死に一生を得る
韓国人サイクリストがフィンランドからムルマンスクへ向かっている、という情報が11月9日に入りました。
サイクリストは女性で、Hyojin Jeongさん。

しかし翌々日の11日、オレネゴルスク市とムルマンスク市の間にあるプシュノイ町を国道沿いに走行中、車に追突されました。
2年前我々の同胞の身に起こった悲劇が繰り返されてしまったのかと落胆しましたが、軽症で済んだとのこと。
本当によかったですね。
歓迎と回復を祝して、ムルマンスクのサイクリストは12日に歓迎会を開き、
九死に一生を得たJeongさんは異国のサイクリストたちと共に楽しいひとときを過ごしたそうな。
↓以下はその歓迎会の様子です。

↓以下は事故の様子などです。


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AZIMUTホテルムルマンスク オープン!

2014-09-06 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
10年ぐらい前から長いこと改修中だった街の顔、アルクチカホテル。

改修しているおっちゃんから「2009年頃にできるよ」とかホラ吹かれた時もありましたが。

欧州有名ホテルグループAZIMUTの傘下に入り、

名称も「AZIMUTホテル ムルマンスク」に変え、

満を持して9月5日にオープンしました!


シングルの部屋はなく、スペリオール(5500RUB/day)、ポルリュクス(7400RUB/day)、アパートメント(9000RUB/day)の3タイプから選べます。

お一人様の値段でなく、部屋1つの値段です。

いずれもツインかダブルベッドを設置。

4泊以上宿泊すると15%割引してくれるそうです。

予約は以下リンク先からオンライン予約できます。

http://azimuthotels.com/azimut_hotel_murmansk


大きなビジネスセンターあり、

大きな地下駐車場も完備。

地元TVも報じました。
http://www.tv21.ru/news/2014/09/05/?newsid=72520

オーロラハンティングの際、是非ご利用ください。



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ウクライナ東部からの避難民 続々到着

2014-08-10 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
日々悪化の一途をたどるウクライナ情勢。
ウクライナ人がウクライナ人を殺して続けています。


ウクライナ東部のルガンスク州南部とドネツク州では連日のように空爆があり、多くの死傷者を出しています。
子供やお年寄り、妊婦なども多く被害に遭っています。

▲写真左から:身体右半身が爆撃により深くもがれ亡くなった老女他(ドネツク州ゴルロフカ市)、銃撃戦に巻き込まれ共に亡くなった母子(ドネツク州ゴルロフカ市)、激しく破壊された部屋の中で亡くなった妊婦(ドネツク市)


その被害の様子は日本のメディアにはあまり紹介されていないようですが、イスラエル-ガザの惨たらしさに匹敵するのではないかと思います。
筆者は露SNSを毎日閲覧していますが、激しい損傷を受けた遺体の画像と動画を見続けて、気分が滅入っています。

▲写真左から:銃撃戦に巻き込まれ負傷した少年(ドネツク州)、子と散歩中に銃撃戦に遭い腹部が破壊され亡くなったた母(子は重体で病院へ搬送された)(ドネツク市郊外ズグレス村)、通りで戦闘に巻き込まれ出血大量で亡くなったV・クレスリャンスキィ神父(ルガンスク市)


これまで同州を脱出して隣のハリコフ州などへ避難した方々がいます。


また国境を越えてロシア連邦へ避難した方々もいます。
その数約73万人(国連調べ)。
その最大の「駆け込み寺」となったロストフ州は50万人の避難民で溢れかえっています。

▲写真左から:国境へ抜ける人道回廊で長蛇の列をなしている避難民、ロストフ州の避難民待機所(全てロシア連邦ロストフ州)
既にキャパシティを超えているので、ロシアの各州に割り当て分担しています。
勿論、ムルマンスク州にも。


ムルマンスク州はロシア(当時ほぼソ連時代)の中でも比較的新しい州で、1世紀前に開拓され創立されました。
その際、同州の産業発展のため高待遇で多くのウクライナ人を招待し移住させました。
その多くは中部東部の人です。親類知人がウクライナに住んでいます。
ですから、ムルマンスク州民にとってウクライナで起きている惨事は全く人事ではありません。

▲訳:「今日乗合タクシーの中で4歳ぐらいの女の子がママに”みんなが神様にお願いしたら、戦争を止めてくれるの?”と訊き、道中の半分ママと共に泣いていた・・・どうか戦争を止めて!!!」


苦渋の決断の末移住を余儀なくされたそのウクライナ東部避難民の皆さんが、7月半ばからムルマンスク州に続々到着しています。

▲露非常事態省の専用機から降り立つウクライナ東部からの避難民


露非常事態省ムルマンスク州支部の公式HPに発表された情報によると、8月7日までに延べ570人のウクライナ東部避難民がムルマンスク州入りしたそうです。以下が公式HPから拾い上げた情報です。

7月16日 69人 うち
  4分の1 親せき宅へ
  残り  非常事態省ムルマンスク州支部寮

7月30日 37人(子供6人含) うち
  19人(子供6人含) キーロフスク市
  18人 アパチット市

7月31日 21人(子供4人含) オレネゴルスク市庁舎寮

8月1日 34人(子供5人含) モンチェゴルスク市技術単科大学

8月3日 96人(子供26人含) うち
  32人(子供12人含) カンダラクシャ市産業専門学校寮
  32人(子供8人含) コブドール市技術単科大学寮
  32人(子供6人含) アフリカンダ村、パリャールヌィエゾーリ市地域病院

8月4日 54人(子供17人含) うち
  37人 ロボゼロ村全日中学校
  15人 オレネゴルスク市支庁寮 

8月5日 140人 ムルマンスク市第14学校、ムルマンスク産業単科大学寮、旧子供の家、コラ農産単科大学寮

8月6日 87人(子供29人含) ムルマンスク市 州センター一時待機所

8月7日 32人 うち
  3人 パリャールヌィエゾーリ市
  15人(子供4人含) アパチット市アメチストホテル一時待機所
  14人(子供7人含) キーロフスク市ホステル一時待機所


・・・・まだまだ続くと思います。今後また到着次第このページに更新していきます。


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ドム ガス バクハツ

2014-08-06 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情

日本の早口言葉で「バス ガス 爆発」ってのがありますね。
舌をよく噛んでしまい3回続けて言えなかった経験があります。

8月5日午前6時45分頃、ムルマンスク市アレクサンドロフスク・ネフスキー通りにある閑静な5階建て住宅の最上階で、大きなガス爆発がありました。
この事故でこの部屋に住んでいた老女1人が死亡、老男1人が重体、同建屋の住人は隣接の学校に一時避難する騒ぎになりました。
以下リンク先の動画をご覧になるとわかりますが、建屋は焼け焦げ天井が吹っ飛んでしまい、まるで空爆にでも遭ったかのような様相です。
亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
http://www.tv21.ru/news/2014/08/05/?newsid=71505


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第69回 対独戦 戦勝記念パレード

2014-05-10 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
5月に入りました。
上の写真は5月2日21時半頃、職場で撮影したものです。
疲労しているところに、太陽光がグサッっと視界に入ってきました。

ムルマンスクではすでに真夜中でも薄明のような明るさになっているため、オーロラは見られません。
天気は日中晴れ、夜間は曇りがち。たまに数十分程度の雪がちらつきます。
気温は日中+5度以下、夜間はマイナス1~2度。

でも今週末あたりから気温が上がるようです。

その週末に当たる5月9日、ロシアの各地で戦勝記念パレードが開催されました。
モスクワでのパレードは予想通り、いつもよりも荘厳華麗だったと評判でした。

ここムルマンスク州でも各地で催されました。
パレードの様子は以下リンク先で見ることができます。パレード前半は晴れていましたが、後半の大祖国防衛戦争慰霊碑(アリョーシャ像)でのセレモニーでは時折雪がちらつきました。像は緑の岬の上に立っていますので、麓より風が強く寒いです。
http://www.tv21.ru/news/2014/05/09/?newsid=68864

式典プログラムは以下。

第69回 大祖国戦争(1941年-1945年)戦勝祝賀記念行事 プログラム

10:00~ 北方戦線艦上でのロシア連邦国旗及びアンドレーエフスキィ海軍旗高揚。
    軍旗を携行した沿岸警備隊による隊形編成。記念号令説明。・・・・セヴェロモルスク市

10:00~ 軍隊による隊形編成及び行進、軍歌。・・・・パリャールヌィ市とガジーエヴォ市 

10:00~10:30 ムルマンスク守備隊による祝賀軍隊パレード・・・・ムルマンスク市 
 

10:40~10:50 ソビエトの英雄・ブレドフ像への献花・・・・ムルマンスク市 

▲中央の女性は、ムルマンスク州知事のM・コフトゥン女史

11:00 ムルマンスク市民と来賓による大祖国防衛戦争慰霊碑(アリョーシャ像)への祝賀行進及び祝賀ミーティング・・・・ムルマンスク市 


22:00 礼砲(打ち上げ花火)・・・・ムルマンスク市とセヴェロモルスク市 

▲ムルマンスク市対岸のアブラム岬で撮影されたものです

西で昔起きた対独大祖国戦争なんて、極東の私たちにはよ~くわかりません、よね?
対独大祖国戦争の戦争マップを、以下のサイトでダウンロードしてご覧いただけます。
App Store版、GooglePlay版、flash版の3タイプを用意。
http://www.pobediteli.ru/
1942年まで全欧州、ベラルーシ、ウクライナ、そしてソ連・・・とナチスドイツに貪られていきますが、その後ソ連国民一丸になって駆逐&巻きかえし、1945年5月9日で全土奪還、勝利を収めていきます。再生中に、ムルマンスク州の地図も小窓で出てきますので、じっくりご覧ください。


今年に入って、ウクライナ情勢による緊迫した状態が続いています。
クリミアのロシア併合、ウクライナ東部への大国間の干渉合戦など・・・・。

ロシア国民の多くが愛国心を強め、非常に盛り上がっています。
彼らはソ連崩壊後に失ってしまった価値観、誇り、アイデンティティ、結束を、
心のどこかで取戻していきたいのかもしれません。

春 到来

2014-04-12 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
4月12日は宇宙飛行士の日。おめでとうございます。

ところで、
ジャケット画像を変えました。
春の到来を告げる鮮黄色のフキタンポポの花です。
4月12日の今日、道端で見つかりました。

春ですね。

それだけではありません。
木の枝にも芽が現れました。


春ですね。

でも雪が急速に融けているので、
道路はどこもこんな感じです。
水はけの悪さは、相変わらずです。



春ですね・・・・。

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「世界の村で発見!こんなところに日本人3時間SP(2014年1月24日放送)」に登場!

2014-02-01 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
1月24日(金)19時からTV朝日系列で「世界の村で発見!こんなところに日本人3時間SP」が放送されました。
この放送の冒頭でムルマンスク市が登場、筆者のプライベートがメインみたいでお目汚し失礼しましたが、日本の皆様にロシア辺境の地・ムルマンスクをご紹介できて安心しました。

州都であり北極圏最大都市なので、最初オファーがあったとき「村じゃないんですけど・・・・(悲)」とpetit凹みましたが、日本から遠く離れていて地図の隅っこにあるという、日本人にとっては僻地感溢れる場所なので白羽の矢が立ったわけです。



2010年10月、まだ番組が特番のみだったとき、初めて問い合わせがありました。
すぐに引き受けましたが、実はその後トントン拍子にコトが進みませんでした。

恐らく'10年末か'11年初め辺りに撮影の予定でした。
しかし、ロシア政府から撮影許可がなかなか下りなかったのと北方領土問題が影響し、一度断念しました。

その後'11年5月の放送に向けて、前月の4月に撮影を計画していました。
しかし3月に東日本大震災があり、それどころではなかったようです。計画は頓挫。

その後'11年末に再び連絡がありましたが、まだ政府から許可が下りず、断念。

1年待ち、'13年2月に「取材申請をもう一度チャレンジしてみます」再度連絡があり、やっと許可が下りました。



この番組は有名芸能人が苦労して探し出すというのがウリのようで、最初はどんな方が来るのだろう、と思い巡らせていました。そして玄関のドアを開けたとき、ビックリしました。目前に池上季実子さんが立っているではありませんか。子供の頃はテレビっ子でしたので、サスペンスドラマなどで彼女をよく見ました。女優オーラ凄かったです。こんな極寒の僻地にお越し頂きありがとうございます。そしてお疲れ様です。

インタビューの後語学学校へ行き、生徒たちに池上さんを紹介。生徒たち、目を真ん丸くして緊張していました。筆者以外の日本人、しかも有名人が立っているのですから。

その後にオーロラ出現の兆しがあり、池上さんと撮影陣で急いで高台へ移動、そこで空を南北に分断するようにゆら~り長く揺れている暗緑色のオーロラを見ることができました。一週間粘っても観ることができない人だっているのに、僅か1日滞在でオーロラに遭遇できたことで「運が逃げちゃわないかしら」と池上さんは少し心配されてました。彼女の場合、イイ運が去ってもまたイイ運が寄って来ると思うんですが、いかがでしょう。



この収録後、SNSにある「ムルマンスクの中の日本」に収録レポを写真つきで報告したところ、以前日本語を習って途中でフェードアウトした生徒たちが羨ましく思ったようで、再び習いにカムバックしてくれました。1月29日に進級テストしましたが、問題なくクリア。日本語学習が長く続くことを祈ります。



最後に池上季実子さんと撮影スタッフの皆様、TV朝日系列のスタッフの皆様、そして視聴して頂いた皆様に深謝します。


※写真は私の教え子であり、現在東京の日本語学校で勉強している生徒から送られたものです。

2014年初日の出

2014-01-12 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
この冬一番の寒波がムルマンスク州を襲い10日晩から気温が下がり続け、
11日朝にはムルマンスク市内の気温が-30℃を記録しました。


この寒さのため、学校では1年~5年生までのクラスが休校しました。


大寒波の最中である1月11日、ムルマンスク市は初日の出を迎えることができました。
12月初旬からムルマンチャーネは、この日を待ち焦がれていました。


日出時刻は13:53、日没時刻は14:16。日照時間はわずか23分

日いづる国に住む読者の皆様にとっては、
20分強しか太陽が拝めないという環境が、
うすら恐くまた不思議に感じられることでしょう。

これから6月の夏至に向けて、明るい時間がどんどん増えていきます。

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ムルマンスク州より謹賀新年

2014-01-01 00:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
新年明けましておめでとうございます。

ムルマンスク市は欧米のクリスマス、新年、ロシアのクリスマスというトリプルイベントでとても賑やかです。
それは年を追う毎に増しているように感じます。
だって・・・・町のイルミネーションからして違うでしょ?

▼以前のイルミネーション(ほぼ単色の点灯イルミ)
  
http://video.tv21.ru/news/64094.mp4

▼イルミネーション2014年Version(カラフル度&デザインが格段に向上。動的イルミです。)


州知事コフトゥン女史の女性的センスと、市長ベレル氏の商業センスのコラボレーションでしょうか

この時期狙って来ムルされる日本の皆様に気に入って戴けるといいですね。


そう。12月28日にはバレンツ海に潜水してクリスマスツリーまで建ててしまったというから、驚き。
http://www.tv21.ru/news/2013/12/28/?newsid=64838




昨年は、日頃のルーチンワークの他、故 渡辺大剛さん関連行事でとても多忙な1年でした。
地元の自転車愛好家の皆さんとご遺族の間に立ち、調整に努めました。
この間いろいろいろいろいろいろありましたが、出来てみると、とても感動しましたね。
ただ物見遊山で見たのとは大きく違う、深く関わった者だけが体験する大きな不安と大きな達成感。
ご遺族の皆様に満足して戴けて、本当に安心しました。


公式HP「アリョーシャ」の情報が少し古くなったので改定宣言を昨年の元旦にしましたが、
筆者はここのところ多忙のため公式HPをリニューアルする余裕がありません。
こんな状態、もうしばらく続きそうですxxxxxxxxxすみません。
旅行相談などは、急ではなく余裕を持って

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では今年もご愛顧くださいませ。皆様からのコメントもお待ちしております。

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※現在のイルミ風景を画像から動画に差し替えました[2014.01.05]。