ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

自由広場・シェフチェンコ名称庭園・動物園

2009-07-20 00:00:00 | ムルマンスク⇔ハリコフ 2776kmの旅
 市中心に円形の大きな広場があります。自由広場(пл. Свободы)です。広場の全長750m、直線部幅130m、円形部直径350m。世界第9位の広さを誇っています。スームスカヤ通り、レーニン大通り(пр. Ленина)、クロチコフスカヤ通り(ул. Клочковская)に面しているので訪れやすく、地元の人や観光客の群れが絶えません。広場は石畳で覆われていて、広場中心ほどにお馴染みレーニン像が建っています。

 スームスカヤ通りに背を向け広場をぐるっと見渡すと、右手にはセレブのブティックサロンの店や広告がずらっと並んでいます。この並び沿いには、後でも紹介しますが寿司レストラン「悟り」があります。

 その奥にはハリコフ国立大学の校舎が、広場を挟んで2箇所あります。

 ハリコフ国立大学に挟まるようにして建っている特徴的なビル群は、ゴスプロム(Госпромウクライナ語ではДержпром)。建屋が密集し外観はデコボコしている。ビル群上部にはХаркiв(ウクライナ語で「ハリコフ」)の看板が見えます。ゴスプロムは文字通り国営企業の略称。1925年に計画され、10月革命11周年完成に向け、3年がかりで建設されました。当時は、国営企業のオフィスがいっぱい入っていました。

広場の左手にはシェフチェンコ名称庭園(Сад им. Т. Шевченко)という、とても大きな緑地があります。楓の木が立ち並び、人々が朝から夜遅くまでのんびり憩いを楽しんでいます。庭園にはインターネットカフェもあります(日本語フォント不可)。

 庭園奥にはイルカ水族館、植物園と動物園があります。

 動物園は1895年に設立され、400種の動物が展示されているそうです。中には稀少動物として指定されている動物もあります。大人から子どもまで楽しめます。見学に行った日は暑かったので、みんなグダグダでした。入場料は大人20グリヴナ。

[交通]地下鉄Держпром(露:Госпром)下車すぐ

※以降、地下鉄の駅はウクライナ語で、カッコ内にロシア語で表記します。
※日本語フォントが使用できるネットカフェは、プーシキン通り92(ゴーリキー公園方面)あたりにあります。