ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

2014年ソチオリンピック聖火リレーinムルマンスク

2013-11-01 12:00:00 | ムルマンスク市・街の表情
ムルマンスク市は現在降雪シーズン中で、気温もマイナス5℃ぐらいの肌寒い日が続いています。

ですが10月30日だけは違いました。気温が0℃ぐらいまで上昇し、根雪も融けだす事態に。
そしていつもと違ったのは天気だけではありません。
オリンピック開催まで100日を切ったこの日、ロシア国内各地で2014年ソチオリンピック聖火リレーが開催されました。
勿論ムルマンスク市でも開催されました。

開催に伴い、交通規制が朝九時から夜九時過ぎまで敷かれました。
その交通規制ですが、市中心とメインストリート殆ど規制がかかりました。

当日このイベントで泣く泣く授業キャンセルとなった日本語生徒が書いた拙い規制図ですが、大打撃なのわかりますね?
勿論当日は(祭りはあるけど)休日ではないため、朝晩のラッシュにもろガチンコ。
特に帰宅時間に直撃。多くの人は、交通規制が解除されるまでバス停で待機してるか、自宅まで徒歩で帰る羽目に。

みんなソチオリンピックとコフトゥン知事の悪口を散財だの迷惑だのさんざん言ってましたね。


さて愚痴はほどほどに。
聖火は、ロシアの飛び地カリーニングラードから空輸されました。
聖火リレーは市南部のドリーナウユータという広場からスタート。
北上し市北部のレーニンスキー地区で折り返し、市中心を回って、ピャーチウグローフ中央広場でゴール。
筆者は仕事帰りに丁度、プール場があるチェルースキンツェフ通りの小坂を降りて、
競技場があるプロフソユーズ通りへ左折した車椅子の選手が、次の選手にトーチタッチするところを目撃しました。

一方ピャーチウグローフ中央広場の特設会場では、ダンスあり歌ありのパフォーマンス。
近くの大型テントでは、オリンピックのアラカルトを一般市民に知ってもらうコーナーまで登場。
とにかく盛り上がってました。
詳しくはこちらのリンクをご覧ください。TV-21のニュースです。
http://www.tv21.ru/news/2013/10/31/?newsid=62751


上のニュースでコフトゥンが言及していましたが、
実はムルマンスク市に聖火がやってきたのはこれで3度目なんです。
1度目は10月14日、原子力砕氷艦「戦勝50周年号」に乗って北極点へ出発する時。

2度目は北極点から戻ってきた時。

そして3度目は10月30日に開催された聖火リレー。
更にパラリンピック開催時にも予定しており、そうすると4度聖火が来ることになります。
知事によれば、「聖火が4度来た都市-ムルマンスク市」としてギネス申請するそうです。

ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ