ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

船舶ニュースほか

2020-10-25 01:10:58 | 北極海航路
お久しぶりです。
ムルマンスクでは10月16日から降雪期に入りました。断続的に降り続いています。気温も0度前後です。
明けるのは12月頃です。

崩壊した橋架 復旧
夏にムルマンスク市郊外で橋架が崩壊したというニュースを紹介しました。現在は復旧しています。


船舶マニアな方々がどきどきするようなニュースが、この10月に2件もありました。

1921年に造船・進水し、今尚現役な伝説的帆船「セドーフ号」が、ムルマンスク港へ寄港しました。
これまで世界各地を航行していましたが、今年8月に極東ロシアの首都ウラジオストクから2ヶ月かけて北極海航路を航行し、10月19日にムルマンスク港へ寄港しました。


2代目となる原子力砕氷艦「アルクチカ号」の就航式が、10月21日に開催されました。原子力砕氷艦技術トップのロシアが、世界一のパワー(81500馬力)を有する砕氷艦を製造しました。
式典には中央政府からミシュスチン露首相が訪れました。首相は今年4月に新型コロナ肺炎に罹りましたが、全治して来訪し元気な姿を見せました。
まず式典で祝辞を述べ、その後の北極海航路の発展に関する会議に出席、北極海航路の可能性を紐解き、北極海でのロシアの優位性を保障すると強調されました。




またうんざりな新型コロナ肺炎パンデミックのニュースも。

世界的な新型コロナ肺炎のパンデミックが続き、最近また新規感染者数が上昇してきました。ロシア全土でも新規患者数が夏季は4桁でしたが、このところ5桁になりました。
ここムルマンスクでも夏季は2桁台でしたが、このところ3桁突入、毎日の感染者数は180人前後です。
このためムルマンスク政府は店舗の営業時間短縮、学校の秋季休暇を4日延長の措置を講じました。
モニタリングサイトです。地図中を埋めまくる○の大きさと量に、毎回うんざりしますxxxxxx
https://coronavirus-monitor.ru/


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