ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

2020年9&10月のオーロラ出現報告

2020-11-25 00:00:00 | オーロラ
9月10月の太陽・地磁場活動とオーロラ出現報告です。

9月10月ともに、おとなしめの太陽活動でした。

9月26日頃にC1クラスの小規模フレアがありました。
9月24日頃から9月末にかけて磁気圏の活動が活発になりました。その際太陽風速度も600km/秒とやや高めでした。
ずっと無黒点でしたが、20日頃に微小黒点(2773群)が現れました。しかしそれも1週間後に消えてしまいました。

微小黒点(2774-2779群)もちらほら出現しては規模が小さくなったり消失したりを繰り返していました。
10月6日頃また太陽風磁場の強まりが到達して、地球磁気圏の活動がまた活発になりました。
10月17・21・28・30日頃にBおよびCクラスの小さいフレアが発生。
19日頃黒点群2776群でA8クラスの小さいフレアが発生しこれに伴ってコロナのガスも飛び出したようです。
これの影響で10月24日頃にも高速太陽風が到達し、地磁場強弱周期もプラスして、地球磁気圏の活動が1週間ぐらい活発になりました。

9月10月の黒点相対数はそれぞれ0.7、14.4でした。

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新年まで残すところ37日。ロシアでは新型コロナ肺炎の患者数が急増したため秋休みを1週間延長して、11月16日から2学期開始としました。

ムルマンスク市中心街には象徴的なノッポのツリーが登場。12月5日頃にツリーのオーナメントが点灯します。

12月2日には、太陽が1日中昇らない「極夜」に突入し、翌年1月12日頃まで続きます。

現在も海外からの入国制限があるため、今期は外国人がほとんどいらっしゃいません。でもそんな中11月20日にモスクワから日本人家族ご一行が小さいお子さんたちを連れてムルマンスクお見えになって、素敵なオーロラを堪能されたそうです。
日本からのお客さんは残念ながらですが、ロシアには日本人が沢山住んでいますので、こういう方々がいらっしゃるのは、こちらの現地ツアー会社の皆々にとってとてもありがたいです。
でもまだコロナ禍最中なので、くれぐれもお気をつけて行動なさってください。

では、ムルマンスク州の精鋭写真家たちがとらえた9月・10月のオーロラ写真を、どうぞご堪能ください。



▲2020年9月??日
無題(A・メルクーシェフ氏、ルィバチィ半島)


▲2020年9月1日
無題(O・クジコワ氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月2日
無題(V・ププキン氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月3日
無題(V・ププキン氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月8日
無題(V・ププキン氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月10日
夜の口づけ(A・ステパーネンコ氏、ムルマンスク州)

 
▲2020年9月11日
左:窓からのオーロラ・暖かい思い出!(A・ステパーネンコ氏、ムルマンスク州)
右:セイド湖上のオーロラ(E・コストィリョフ氏、ムルマンスク州)

  
▲2020年9月12日
左:無題(A・アントーヒン氏、ルィバチィ半島)
中:無題(O・セメンケーヴィッチ氏、ムルマンスク州)
右:無題(S・ベルジェラク氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月14日
無題(A・ヴァシーリエフ氏、ムルマンスク州)

 
▲2020年9月15日
左:無題(P・ヴァシェンコフ氏、ムルマンスク州)
右:無題(O・セメンケーヴィッチ氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月18日
無題(S・バイルコフ氏、コヴドール市)


▲2020年9月19日
無題(A・ヴァシーリエフ氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月20日
無題(S・コロリョフ氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月21日
無題(L・トリフォノワ氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月22日
ヴェルフネトロムスカヤ貯水湖上で(D・グラトゥキフ氏、ムルマンスク州)


▲2020年9月24日
無題(L・トリフォノワ氏、ムルマンスク州)

    
    
▲2020年9月25日 左から
上段1枚目:オーロラが飛んでやって来た!(A・ステパーネンコ氏、ムルマンスク州)
上段2枚目:ウラ川畔で(A・ムィシュ氏、ムルマンスク市)
上段3枚目:無題(A・シェミャーキン氏、テリベルカ村)
上段4枚目:無題(E・ブィコフスカヤ氏、オレネゴルスク2地区)
上段5枚目:無題(I・マトヴェーエフ氏、モンチェゴルスク市)
下段1枚目:無題(I・ミハルチュク氏、ニーケリ町)
下段2枚目:無題(N・パンコワ氏、ムルマンスク州)
下段3枚目:無題(N・ネムィキン氏、ムルマンスク市)
下段4枚目:無題(N・グーシン氏、アパチット市)
下段5枚目:透明なドラゴン(S・チェルヌィシュ氏、ムルマンスク市)

  
  
▲2020年9月26日 左から
上段左:窓からのオーロラは美しい(A・ステパーネンコ氏、ムルマンスク州)
上段中:オーロラパノラマ(V・ジガーノフ氏、アパチット市)
上段右:無題(M・スミルノフ氏、ムルマンスク州)
下段左:無題(M・アプレスニン氏、ムルマンスク州)
下段中:無題(O・セメンケーヴィッチ氏、ムルマンスク州)
下段右:夜映え(S・チェルヌィシュ氏、ムルマンスク市)

  
  
▲2020年9月27日 左から
上段左:遠方の碧(A・ユニツィン氏、ムルマンスク州)
上段中:無題(A・ペトロフ氏、ムルマンスク州)
上段右:イマンドラ湖上の鳳凰(V・ジガーノフ氏、アパチット市)
下段左:無題(V・イストミン氏、アパチット市)
下段中:無題(I・ミハルチュク氏、ニーケリ町)
下段右:石浜(K・シェヴェリョフ氏、テリベルカ村)

   
▲2020年9月28日 左から
1枚目:ピンクの頬をしたオーロラ(A・ステパーネンコ氏、ムルマンスク州)
2枚目:黄ばんだ木々の上に現れた秋の閃光(A・ペトロフ氏、ムルマンスク州)
3枚目:空に現れた猫の目(V・ペトケーヴィチ氏、セヴェロモルスク市)
4枚目:無題(L・トリフォノワ氏、ムルマンスク州)

  
  
▲2020年9月29日 左から
上段左:奇跡・鯨(A・ステパーネンコ氏、ムルマンスク州)
上段中:無題(A・ペトロフ氏、ムルマンスク州)
上段右:無題(B・ヴァフミストロフ氏、ムルマンスク州)
下段左:無題(V・ジガーノフ氏、アパチット市)
下段中:無題(V・ペトケーヴィチ氏、セヴェロモルスク市)
下段右:無題(E・ソロカ氏、ザアジョールスク市)

  
▲2020年9月30日
左:無題(A・ヴェルラン氏、キーロフスク市)
中:無題(V・ジガーノフ氏、アパチット市)
右:無題(V・イストミン氏、アパチット市)



 
▲2020年10月1日
左:無題(B・ヴァフミストロフ氏、ムルマンスク州)
右:極北の地のオーロラの女神(V・ジガーノフ氏、アパチット市)


▲2020年10月4日
映画「ミルク」の主人公役の俳優と共に(V・ジガーノフ氏、アパチット市)

  
▲2020年10月6日
左:無題(B・ヴァフミストロフ氏、ムルマンスク州)
中:無題(V・イフチェンコ氏、ムルマンスク州)
右:無題(V・ジガーノフ氏、アパチット市)


▲2020年10月9日
無題(O・セメンケーヴィッチ氏、ムルマンスク州)

 
▲2020年10月12日
左:無題(P・ヴァシェンコフ氏、ムルマンスク州)
右:無題(A・ヴァシーリエフ氏、ムルマンスク州)

 
▲2020年10月15日
左:ボリショイ・ヴディヤヴル保養地でのミニ観光で一枚(V・ジガーノフ氏、アパチット市)
右:無題(S・コロリョフ氏、ムルマンスク州)

 
▲2020年10月19日
左:ヒビノ山脈のトローリ(V・ジガーノフ氏、アパチット市)
右:極北のクラシック(S・コロリョフ氏、テリベルカ村)

 
▲2020年10月22日
左:無題(V・ププキン氏、ムルマンスク州)
右:無題(L・トリフォノワ氏、ムルマンスク州)


▲2020年10月25日
緑の翼(A・ステパーネンコ氏、ムルマンスク州)

 
▲2020年10月26日
左:無題(V・イストミン氏、アパチット市)
右:無題(S・ボルシャコフ氏、ムルマンスク州)


▲2020年10月27日
無題(V・ププキン氏、ムルマンスク州)


▲2020年10月28日
無題(V・ププキン氏、ムルマンスク州)


▲2020年10月29日
無題(V・ププキン氏、ムルマンスク州)


▲2020年10月30日
天と地(A・ステパーネンコ氏、ムルマンスク州)

 
▲2020年10月31日
左:無題(K・マーコフ氏、ムルマンスク市)
右:無題(L・トリフォノワ氏、ムルマンスク州)


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