原子力砕氷艦レーニン号をご存知ですか?
当時ソビエトの叡智を集結させて製造された、世界初の原子力砕氷艦です。
ムルマンスク港に長いこと係留していたものの、改修などでその中身をなかなか拝めなかったその雄姿。wikiでは「2005年から博物館船として公開」と書かれていますが、実際は今年6月に完全一般公開、ムルマンスクの新観光名所誕生となりました。
筆者も業務の合間を見て、13:00からの回を見学してきました。
開始15分前に砕氷艦前に到着しましたが既に40名近くの拝艦希望者でごった返していました。元気な子供がいっぱい。本物の原子力砕氷艦を目前にワクワクしていました。
最初は会合室に。その後2グループに分かれ、艦橋(かんきょう)、通信室、機関室、機関制御室、医務室、博物館室、原子炉室の順に廻りました。
艦橋。船橋または別名ブリッジと言われる操縦空間です。操舵機、コンパスなどなど、ちょっと触ったら動き出しそうな様子。
テーブルには北極海の地図が置かれ、窓からはコラの景色を一望できます。
通信室。文字通り通信を行う場所です。艦橋のすぐ裏側にあります。無線やら大きなペンレコ(多分大気圧を記録)やらが装備されています。
機関室。原子炉室で生成された蒸気でタービンを回しシャフトへ。狭い足場の下に大きなシャフトが2機ありました。
機関制御室。運転制御機器がズラ~~~リ所狭しと並んでいて、20名入るのがやっと。思わずボタン押したくなります(といっても動きませんが)。
医務室には懐かしの体重計(上部の分銅を左右にずらして計る)がある他、手術室などがあり質素だけど設備十分。
原子炉室。小窓から覗きますがドキドキしました。レーニン号では就役6年後に原子炉事故がありましたが、この事故を機に大改装がなされ、原子炉も新型に代えたとのこと。もちろんここで見たのも新型です。
最後に博物館室。ここにはレーニン号関係の歴史的価値がとても高い資料が展示されています。
説明は勿論ロシア語ですが、事前にレーニン号をネットなどで予習してから見学すると役立つでしょう。
開館日 12:00(水~金)/12:00、13:00、14:00、15:00(いずれも土日祝)。
所要時間 1時間
入場 50~100RUB(7歳未満は無料)
お問合せ先 48-05-44(ロシア語)
※大人数の場合は予め連絡した方がいいようです。
『世界初原子力砕氷艦 レーニン号が就役するまで①②』
ソ連国民老いも若きも男も女も総出でこの砕氷艦を製造したんですね。
ものづくりの原点を見るような、そして思わず感動する渋~いドキュメンタリー映画を見つけました。
ロシア語ですが、関係ないです。絵見るだけで十分。短いので是非ご覧ください。
ブログランキング【くつろぐ】
当時ソビエトの叡智を集結させて製造された、世界初の原子力砕氷艦です。
ムルマンスク港に長いこと係留していたものの、改修などでその中身をなかなか拝めなかったその雄姿。wikiでは「2005年から博物館船として公開」と書かれていますが、実際は今年6月に完全一般公開、ムルマンスクの新観光名所誕生となりました。
筆者も業務の合間を見て、13:00からの回を見学してきました。
開始15分前に砕氷艦前に到着しましたが既に40名近くの拝艦希望者でごった返していました。元気な子供がいっぱい。本物の原子力砕氷艦を目前にワクワクしていました。
最初は会合室に。その後2グループに分かれ、艦橋(かんきょう)、通信室、機関室、機関制御室、医務室、博物館室、原子炉室の順に廻りました。
艦橋。船橋または別名ブリッジと言われる操縦空間です。操舵機、コンパスなどなど、ちょっと触ったら動き出しそうな様子。
テーブルには北極海の地図が置かれ、窓からはコラの景色を一望できます。
通信室。文字通り通信を行う場所です。艦橋のすぐ裏側にあります。無線やら大きなペンレコ(多分大気圧を記録)やらが装備されています。
機関室。原子炉室で生成された蒸気でタービンを回しシャフトへ。狭い足場の下に大きなシャフトが2機ありました。
機関制御室。運転制御機器がズラ~~~リ所狭しと並んでいて、20名入るのがやっと。思わずボタン押したくなります(といっても動きませんが)。
医務室には懐かしの体重計(上部の分銅を左右にずらして計る)がある他、手術室などがあり質素だけど設備十分。
原子炉室。小窓から覗きますがドキドキしました。レーニン号では就役6年後に原子炉事故がありましたが、この事故を機に大改装がなされ、原子炉も新型に代えたとのこと。もちろんここで見たのも新型です。
最後に博物館室。ここにはレーニン号関係の歴史的価値がとても高い資料が展示されています。
説明は勿論ロシア語ですが、事前にレーニン号をネットなどで予習してから見学すると役立つでしょう。
開館日 12:00(水~金)/12:00、13:00、14:00、15:00(いずれも土日祝)。
所要時間 1時間
入場 50~100RUB(7歳未満は無料)
お問合せ先 48-05-44(ロシア語)
※大人数の場合は予め連絡した方がいいようです。
『世界初原子力砕氷艦 レーニン号が就役するまで①②』
ソ連国民老いも若きも男も女も総出でこの砕氷艦を製造したんですね。
ものづくりの原点を見るような、そして思わず感動する渋~いドキュメンタリー映画を見つけました。
ロシア語ですが、関係ないです。絵見るだけで十分。短いので是非ご覧ください。
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機会があれば、拝見したいです。レーニン号
初のロシア旅行です。はい、一人旅です^^
今から楽しみでしかたありません。来週はvisa申請してきます。
アウター上は厚手のダウンなどで。
インナー上はシャツ+セーター。
アウター下はズボンを着用。
インナー下は股引や厚手タイツなどをお履きください。
靴は、あればブーツを。
帽子は必ず耳まで覆えるようなものを。
手袋は忘れずに。
建屋内はボイラーが利いて暖かいですが、外はマイナス10℃ですので、上記のように即対応できる服装を。
長崎人という名前から察しがつくように、当方、長崎出身者なので氷点下という環境下に見舞われたのは数える程しかありませんので・・・不安で胸一杯でした。本当に助かりました
出来れば、ロシアのクリスマスまで滞在したかったんですが、都合上・・・なのでMOPAchkaさんがクリスマスに関して、記事にしてくれるのを密かに期待しています
ご多忙の中、ムルマンスクへご旅行くださるとのこと。ありがとうございます。
あと数日で極夜(一日中太陽が現れない現象)突入ですが、12月はあまり冷え込みません。最低気温マイナス10℃ぐらい。
といっても、この寒さのご経験がない方にとっては結構寒いかもしれません。上下とも防寒対策は万全に。
意外と防寒対策を怠りがちなところは頭、額、耳、手足。
頭・額・耳は、全体をすっぽり覆うニット帽がお勧めです。
手には手袋を。
足はズボンの下にタイツや股引などを履き、足先は暖かい靴下を。最近ではつま先型貼付式ホッカイロがあるらしいですね。
靴の縫い目をかいくぐって水が浸入するので、フカフカの雪の中やみぞれ状の雪の中は歩かないようにしましょう。
あと朝晩は冷え込みますので、路面がアイスバーンになっている場所が多々あります。デコボコしている面を歩くと転倒する恐れがありますので、道をよく見て歩行しましょう。
では道中お気をつけて。よい年末年始を。
今週から、旅行のパッキングをぼちぼち始めようと思います。ホッカイロも持っていったほうが良いでしょうか?それとも、ムルマンスクで手に入るのでしょうか?(向こうで手に入るのであれば、出来るだけ向こうのを使用してみたいです。)
MOPAchkaさんも、よい年末年始を^^
ところでご質問の件ですが、ムルマンスクではホッカイロ入手できません。お手数ですが、日本でお買い求めください。