ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

湯治場でほっこり/ソチ市近郊(4) マツェスタ

2008-08-23 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
マツェスタ(МАЦЕСТА)は、バス121で30分(ルーブル)。

ソチ駅とホスタ駅の間の山間部にあります。ホスタ陸橋の手前で山方向に曲がるとマツェスタの入口に入ります。ソチ市内のホスチンスキー地区内にある小さな町(村?)です。

マツェスタでは硫黄泉が噴出しています。このためマツェスタ入口に差し掛かると、硫黄の匂いがプィ~ンとしてきます。ここは昔から湯治場として有名です。町の中ほどまで行くと、白亜が印象的な温泉病院があります。このようなところで、療養したらすぐにでも直りそう。

この温泉病院の近くには、温泉博物館(Мацестинский источник)があります。入ってすぐに石造の噴水があります。噴出して流れているのは、モチロン硫黄源泉です。

乳緑色に美しく輝いていて、石の脇からフツフツ溢れ、ポタリポタリ落ちていく様子はとても芸術的です。
この噴水では全身入浴は無理ですが足湯&腕湯はできますので、じっくり浸かってきました。程よい温さと硫黄効果で、足のだるさがすっ飛んだようでした。

噴水の置くには閉鎖された洞窟があります。洞窟の中は柵から見え、源泉が湧き出ている様子がわかります。洞窟入口にはロシア正教の聖人のイコンが掲げられていました。その隣にも柵で覆われた源泉場があり、強く匂う硫黄源泉がフツフツ湧き出る様子を見ることができます。

<画像>
1コマ目 マツェスタの位置
2コマ目 マツェスタ温泉病院(中央)
      ホスタ陸橋。手前の道を左折直進するとマツェスタに到着(左下)
      蘭の花に似た芳香がとてもよい樹花(右下)
3コマ目 マツェスタ源泉博物館内。オブジェの間から滴り落ちる源泉の雫。(左上)
      マツェスタ源泉博物館のオブジェ。緑色なのは硫黄泉と光線のせい。(右上)
      マツェスタ源泉博物館内にある源泉。フツフツと湧き出しているのがわかる。(最左下)
      マツェスタ源泉博物館内にある洞窟。傍にある絵は聖ニコライのイコン。(最左下から2つ目)
      マツェスタ源泉博物館のオブジェ。(最右下から2つ目)
      マツェスタ源泉博物館の営業案内。(最右下)



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