ノルウェー・キルケネスに行けずに帰ってきてしまいました・・・・・・。勿論私のビザは2月7日までなので、この日までに出国しないといけないんですが。こんなスッタモンダのエピソードがありました。まあ読んでください。
今回のビザ更新は前回と違って厄介でした。なにせ、
①2月7日(木)出発なのに、ビザ更新に必要な招聘状がまだできてない。
②招聘状到着の間キルケネスで待機していなくてはならない。
③招聘状は後便の運ちゃんに搬送をお願いしなければならない。
④パスポートが新旧2つある。
⑤旧パスポートにこれまでの有効ビザが貼付されているが、パスポ自体が既に
無効(VOID)処理されている。
⑥新パスポートにはロシア出入国に関する記載が何も無い。
これだけの懸案が揃っていたからです。
2月7日早朝にムルマンスクを出発しました。往路は順調に行っていたように思えました。閉鎖都市区間も問題なく通行できました。
問題が発生したのは、ロシア国境であるボリソグレープスク(КПП Борисоглебск)に到着し、出国審査を受けていた時でした。
通常でも外国籍の審査はロシア国籍の人より時間がかかるのですが、この日は異様に長くかかりました。私を除くバス同乗者全員がバスに戻ったあとも、尚かかりました。中にはキルケネス空港に急ぐ乗客もいて、かなり苛立っていました。
話し合いと事の見極めで結局、私はロシア国境に置いてきぼりになり、バスはキルケネスに行ってしまいました。バス出発後も尚審査は続きました。3時間は待たされたでしょうか。2時頃に、ここの審査所長をしているベレゾフスキー陸軍少佐から声がかかり、取調室に通されました。
陸軍少佐曰く、「有効パスポートに有効ビザが貼付されていないものは違反」ということでした。
つまり、
旧パスポートの方に現行ビザ(2月7日まで有効)が貼付されていても、旧パスポート自体無効(VOID)処理されているので、これは無効と見做されます。
現在有効なのは新パスポートの方ですが、こちらに「出国ビザ」というものが貼付されていないのでアウトということです。
この出国ビザがないと、次のノルウェー国境においても同様に審査が行なわれ、私が正規の手順を受けて出国していないことから、不法出入国の罪でタイーホされるところでした。
結局ロシア国境に4時間くらい拘束され釈放、調書を1部貰い、罰則金1,000ルーブル+銀行振込手数料100ルーブルを支払い領収書を貰い、キルケネスには行けずムルマンスクに戻ってきてしまったのでした。あイタタタタタタ・・・・・・。
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ところで。
出国ビザ(Выездная виза)という査証の存在をここで初めて聞きました。このビザは新旧パスポが発生した際に新パスポ側に貼って、初めて有効であると証明できるとのこと。
それはロシア連邦法第11章2項(Закон РФ п.2 ст.11)"О Госдарственной границе РФ" に
「......Основанием для пропуске через Госдарственную границу лиц......является наличие действительных документов на право въезда лиц в РФ или выезда их из РФ.」
およびロシア連邦法第24章1項(Закон РФ п.1 ст.24)"О порядке выезда из РФ и въезда в РФ"に
「......Иностранные граждане могут въезжать в РФ и выезжать из РФ при наличии визы по действительным документам, удостоверяющим их личность и признаваемым РФ в этом качестве......」
と掲載されているそうです。
この出国ビザはムルマンスクの移民局で発行されるそうです。
ですが。
出国前に勿論、ムルの移民局に寄ってこのことを相談しています。
しかしムルの移民局からは何ら貼る必要が無いことを告げられ、新旧パスポを見せるだけで良いなどと言われました。
そして今日ムルの移民局に顔を出し、このことを相談しました。出国ビザ相談は5,000ルーブルかかるようなのですが、調書ありなので300ルーブルでいいようです。
陸軍の方ではロシア連邦法を持ち込み、移民局では移民法に出入国に関するそんな法律は無いといいます。リンクしてないのでしょうか。
結局痛い目に遭うのは何も知らない外国人なのだ・・・。トホホホ・・・。
今回のビザ更新は前回と違って厄介でした。なにせ、
①2月7日(木)出発なのに、ビザ更新に必要な招聘状がまだできてない。
②招聘状到着の間キルケネスで待機していなくてはならない。
③招聘状は後便の運ちゃんに搬送をお願いしなければならない。
④パスポートが新旧2つある。
⑤旧パスポートにこれまでの有効ビザが貼付されているが、パスポ自体が既に
無効(VOID)処理されている。
⑥新パスポートにはロシア出入国に関する記載が何も無い。
これだけの懸案が揃っていたからです。
2月7日早朝にムルマンスクを出発しました。往路は順調に行っていたように思えました。閉鎖都市区間も問題なく通行できました。
問題が発生したのは、ロシア国境であるボリソグレープスク(КПП Борисоглебск)に到着し、出国審査を受けていた時でした。
通常でも外国籍の審査はロシア国籍の人より時間がかかるのですが、この日は異様に長くかかりました。私を除くバス同乗者全員がバスに戻ったあとも、尚かかりました。中にはキルケネス空港に急ぐ乗客もいて、かなり苛立っていました。
話し合いと事の見極めで結局、私はロシア国境に置いてきぼりになり、バスはキルケネスに行ってしまいました。バス出発後も尚審査は続きました。3時間は待たされたでしょうか。2時頃に、ここの審査所長をしているベレゾフスキー陸軍少佐から声がかかり、取調室に通されました。
陸軍少佐曰く、「有効パスポートに有効ビザが貼付されていないものは違反」ということでした。
つまり、
旧パスポートの方に現行ビザ(2月7日まで有効)が貼付されていても、旧パスポート自体無効(VOID)処理されているので、これは無効と見做されます。
現在有効なのは新パスポートの方ですが、こちらに「出国ビザ」というものが貼付されていないのでアウトということです。
この出国ビザがないと、次のノルウェー国境においても同様に審査が行なわれ、私が正規の手順を受けて出国していないことから、不法出入国の罪でタイーホされるところでした。
結局ロシア国境に4時間くらい拘束され釈放、調書を1部貰い、罰則金1,000ルーブル+銀行振込手数料100ルーブルを支払い領収書を貰い、キルケネスには行けずムルマンスクに戻ってきてしまったのでした。あイタタタタタタ・・・・・・。
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ところで。
出国ビザ(Выездная виза)という査証の存在をここで初めて聞きました。このビザは新旧パスポが発生した際に新パスポ側に貼って、初めて有効であると証明できるとのこと。
それはロシア連邦法第11章2項(Закон РФ п.2 ст.11)"О Госдарственной границе РФ" に
「......Основанием для пропуске через Госдарственную границу лиц......является наличие действительных документов на право въезда лиц в РФ или выезда их из РФ.」
およびロシア連邦法第24章1項(Закон РФ п.1 ст.24)"О порядке выезда из РФ и въезда в РФ"に
「......Иностранные граждане могут въезжать в РФ и выезжать из РФ при наличии визы по действительным документам, удостоверяющим их личность и признаваемым РФ в этом качестве......」
と掲載されているそうです。
この出国ビザはムルマンスクの移民局で発行されるそうです。
ですが。
出国前に勿論、ムルの移民局に寄ってこのことを相談しています。
しかしムルの移民局からは何ら貼る必要が無いことを告げられ、新旧パスポを見せるだけで良いなどと言われました。
そして今日ムルの移民局に顔を出し、このことを相談しました。出国ビザ相談は5,000ルーブルかかるようなのですが、調書ありなので300ルーブルでいいようです。
陸軍の方ではロシア連邦法を持ち込み、移民局では移民法に出入国に関するそんな法律は無いといいます。リンクしてないのでしょうか。
結局痛い目に遭うのは何も知らない外国人なのだ・・・。トホホホ・・・。
僕のほうはたいしたことは何もできないと思いますが,何かこれはと思うことがあったら相談してください。。