信州上田の・・・六文銭の写真帳
寒さが続いています。正月も終わった15日、塩田平のお寺巡りです。
上田市前山の前山寺・・・から西へ300m・・・塩田流北条氏の菩提寺「龍光院」です。
龍光院の前から塩田平を・・・
上田市前山・・・曹洞宗宝珠山龍光院・・・1282年、鎌倉時代に塩田北条氏2代の北条国時が初代義政の菩提寺として創建、当初の寺号は仙乗寺。北条氏滅亡のあと衰退、長く鎌倉の建長寺の末寺であったが信州更科の萬照寺の末寺となって1601年中興、龍光院と改称。伽藍は1732年焼失、1735年再建。
黒門といわれる古い山門、山門禁葷酒の石碑、右のケヤキは樹高26m、幹回り7.02m。
1972年建立の塩田流北条義政公の追善供養塔(五輪塔の卒塔婆)・・・
※撮影日は1月15日。
・★塩田流北条氏・・ここ塩田平は中世鎌倉幕府の執権を務めた北条氏の庄地。北条氏三代泰時の弟の子義政(北条時宗のときの連署)が突然の出家してこの地に定住。出家のわけは不明。義政、その子国時、その子藤時、俊時と三代50年この地を治め、塩田平に鎌倉文化を広めた。1333年鎌倉幕府滅亡時に宗家に殉じ、国時とその子息藤時・俊時が一門と共に自害。北条氏に縁の深い塩田平・・・北条氏をテーマにした大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で注目を浴びるでしょうか。
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