比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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忘れられた民具・・・炭火アイロン

2010-09-03 | 骨董・民具・ヴィンテージ
これはナンでしょう(秩父皆野のカキ氷屋さん・阿左〇冷蔵の店内にあったものです)。

左の鉄製の煙突みたいなのを突き出しているの・・・・むかしのアイロンです。上の部分が開くようになっていて火を熾した炭を入れます。
いまのアイロンみたいにスチームなんか出ません。


炭火アイロン・・・明治初期に西洋から入ってきたハイカラ文化。昭和30年代(1960年ごろ)まで現役。家庭用電気アイロンのサーモスタット入り(温度調節)が普及したのは1959年。

真ん中のアサギ色のものはわかりません。鉄製です。中に鏡が付けられていて回転します。
わかったかたはいるでしょうか。

倉庫とか工場の風抜きのように思えてきました。嵌めこみ式になっています。倉庫側に♀穴があって嵌め込んだのでしょうか。前に見える溝は長さを調節したのか。
次の機会に当主に聞いてみよう。

もっと原始的な炭火アイロン→こちらクリック



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