
葛飾柴又の帝釈天の門前です・・・映画「男はつらいよ」でお馴染みの「フーテンの寅さん」の口上(自己紹介)が聞こえてきそうです。
わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。
帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。
・・・・・・
故あって、わたくし、親分子分持ちません。
☆車寅次郎・・・葛飾柴又でダンゴ屋を営む車竜造の甥、職業テキヤ(露天商)、住所不詳、音信不通。時々フラッと柴又に帰ってくる。大騒ぎしたり余計な世話を焼いたり大判振る舞いで借金を残したり・・・みんなに迷惑をかけて、フラット旅に出てゆく。破滅型でドウシヨウもない男ですが純で憎めない。周りの人たちは振り回され辟易しながらも寅さんを温かく包み込んでいます。
映画「男はつらいよ」の主人公「フーテンの寅」こと車寅次郎を演じた渥美清が撮影の合間に食事し休憩した「高木屋老舗」・・・です。

お土産の「草だんご」です。
☆草だんごは糯米ですから次の日は固くなります。レンジでチンすると柔らかくなります。


☆高木屋老舗…明治元年(1868年)創業の帝釈天参道のお休み処、映画「男はつらいよ」の撮影の際に衣装替えや休憩のための部屋を貸していたことから撮影スタッフと縁が深くなった。渥美清は休憩の時などにお客さんの呼び込みをしたという。いまでも渥美清の座っていた定席が「渥美様予約席」としてあるそうだ。
お土産の「草だんご」です。
☆草だんごは糯米ですから次の日は固くなります。レンジでチンすると柔らかくなります。

※撮影日は1月9日。
この項、オワリ。※コメント欄オープン。
私にはなぜか草団子より、赤パンツの印象の方が強いのです。
駅前、寅さんだけの銅像でしたが、今度はさくらの銅像もあるのですね。
「お帰り、寅さん」のビラがあちこちの店頭を飾っていました。
門松飾りを納めに、帝釈天へ、団子とビールで一丁上がり。
いくらか寅さん映画で息を吹き返し人出増したやら、
団子屋、高木屋さんの女将さんも亡くなり
・ 高木屋の寅指定席その隣
団子をたべし詣でて帰り (縄)
、
田舎っぽい雰囲気で好きな街です。
ツアーは大勢の人を効率よく連れてってくれますがスケジュール通り・・・
ほんとはアッチを覗いたりこっちを覗いたりワイワイ言いながら気ままに歩きたいですね。
ユックリと時間をかけてお茶したい。
そんな出歩きが好きです。
「寅さん」・・・身内にそんな人がいると困ります・・・映画だから気楽に笑って見れるのですが。
お昼は「川甚」の鰻重ではなく亀屋の鰻丼。
参道は老老男女で大賑わい。
十分楽しんで帰ってきました。
NHKのBSプレミアム103チャンネルで「贋作男はつらいよ」を放映しています。