比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
写真、文章のリンク自由。

初夏の北信濃路・・・長野県最北端・・・日本一の積雪を記録した飯山線森宮野原駅

2016-06-26 | 鉄道と駅 甲信越編
5月12日訪れた北信濃の風景です。
今回は「上田六文銭」さんの画像提供です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・
※ブログ「比企の丘から」のギャラリー公開。
JRJR飯山線森宮野原駅・・・です。
1945年2月22日、日本最高積雪7m85㎝を記録した標柱が建っています。

森宮野原駅です。
1925年開業、現在の駅舎は2004年竣工。交流館「ふきのとう」。
駅名「森宮野原」の由来・・・長野県栄村北信と千曲川対岸の新潟県津南町宮野原、二つの集落名を合わせたのだそうです。


交流館「ふきのとう」で売られていた「猫つぐら」・・・
秘境秋山郷で作られた猫のオウチです。要予約、20000円~だそうです。
   「いづめこ」・・・同じ用途の山形県の民芸家具。
山形県庄内地方のむかしの日用家具・・・ご飯のお櫃を入れて保温。農作業では幼子を入れて田畑の脇に置いていたそうです。
    
    ※写真は「いづめこ」のミニチュア玩具です。

猫つぐら・・・元は上が開いていて赤ちゃんを入れて保護したもの・・・一種のゆりかご。伝統工芸品。横に穴を空けた猫用のものが作られたのは現代になってから?天然素材の藁が素材。それ以外は偽物。すべて手作りのため希少、高価。猫好きの人にはタマラないアイテム。新潟県関川村では「猫ちぐら」、新潟県長岡市小国町、新潟県津南町秋山郷、長野県栄村秋山郷では「猫つぐら」と呼ぶ。

ホームにはキハ110形気動車が入線していました。
列車本数平日上り8本、下り8本、1日の乗員数2000年76人、2014年45人。

飯山線・・・長野市豊野駅と新潟県越後川口駅をつなぐ、千曲川・信濃川に沿って走る鉄道路線。
日本有数の豪雪地帯で冬期はしばしば運行ストップ、日本一の大河の渓谷にレールが敷かれているため夏期はしばしば豪雨による路線決壊による運行ストップ、ローカル路線共通の乗客数減少、廃線リストの常連。それでも長野と新潟をつなぐ住民にとって貴重なインフラ路線、冬期に圧倒的なスキー客の利用があることが廃線にならない理由だそうだ。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿