比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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諏訪大社の神々を尋ねる・・・建御名方命の母「沼河姫」を祀る御座石神社

2017-09-06 | 信濃の国は 伊那・諏訪
謎多き諏訪国・・・大化の改新で律令国家となった日本、東山道信濃国・・・いまの長野県ですが、諏訪地方はその信濃国から分離して721年諏訪国になります。理由はよくワカリマセン。731年ふたたび信濃国に再編成されるのですが理由はよくワカラナイようです。
天皇を中心にした大和王朝は、中央集権化を進め、地方国家を版図に取り込んでいきます。
出雲地方を治めていた大国主命天照大御神が進める合併案を承諾(国譲り)したのですがその息子建御名方神は断固反対、天皇の使者建御雷之男神と争い敗れてこの地に逃げ込んだといわれます。古事記に書かれている話ですが日本書紀には書かれていないそうです。
その建御名方神が建てたのが諏訪大社といわれるが・・・縄文時代に遡ってこの土地の守り神が祭神だという説もあり・・・
あれこれ考えると頭が痛くなりました。
さて謎多き神々の国「諏訪」を尋ねて見ます。

信州上田の・・・六文銭の写真帳


茅野市本町東・・・国道299号(152号線が重複)と長野県道192号(ビーナスライン)の交差点、国道ぎわ鎮座する御座石神社

諏訪大社の摂社・・・建御名方命の母「古志沼河姫命」を祭神とする「御座石神社」。
摂社とは・・・本社祭神に関係する祭神を祀る本社付属の小規模な神社。よくワカリマセン。


※撮影は1月5日 Panasonic LUMIX DMC-FZ100。

沼河比売(奴奈川姫)・・・古志国(越の国・・・越後)の人といわれますが場所はワカリマセン。糸魚川市には奴名川姫伝説がむかしからあり、糸魚川市の商店街、海望公園、北陸高速道蓮台寺PAに銅像があります。このあたりの人でしょうか。村の名前として西頸城郡奴名川村(現糸魚川市)、東頸城郡奴名川村(現十日町市)がありました。いずれも明治の大合併時に。奴名川姫伝説にあやかって名付けられた?
出雲国の王様大国主命が懸想したといいますがずいぶん遠いところです。出雲国の支配地は山陰地方から北陸地方にまで及んでいたのでしょうか。建御名方神は糸魚川から姫川を遡り安曇野に入り大門峠を越えて諏訪の地に入ったといわれます。沼河比売命もその道を辿り諏訪の地に入ったのでしょうか。
すべて伝承の世界ですが糸魚川から姫川の安曇に至る地に奴奈川姫、建御名方神を祀る神社が10数社あるそうです。
黒曜石の諏訪、翡翠の糸魚川・・・縄文時代からの交易の花形商品です。二つの地が繋がってきます。
  ※写真はWikipediaより。糸魚川市海望公園の銅像。


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