羽村の郷土博物館から堤防を越えて多摩川の河川敷に出ました。このへんは多摩川が上流から中流にさしかかったあたり、川床は川砂、柳を主体とする河畔林が生い茂っています。
「ギョギョチー・・ギョギョチー・・・ギョギョチー」というオオヨシキリの囀りが・・・
「聖牛」を見ました。多摩川では牛枠というのだそうです。玉川上水の取水源、投渡堰の風景とマッチして絵になります。
聖牛(牛枠、鳥脚、川倉ともいう)・・・川の水流の衝突部に設置して減勢、導流を行う設備。奈良時代からあったそうですが戦国時代の甲斐の侍大将武田信玄が急流の富士川水系の水防、制水工法として考案したと伝えられます。
河畔林の木を丸太材にして合掌させ(叉首)、棟木を乗せ、下部を桁、梁で固定させ、重しに蛇籠を乗せています。
上流の牛枠群。多摩川は青梅から河辺、小作を経由、大きくS字状ににループして流れ込んできます。水流が右岸にブッツかる地点です。
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下流に玉川上水取水口が見えます。
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こうして見ると牛枠は増水したとき力を発揮するのですね。
武田甲州流から伊奈備前流に引き継がれた土木技術、こうしていまも目にすることができるなんて驚きです。
オオヨシキリの囀りを聞きながら堰のほうに行って見ます。
「ギョギョチー・・ギョギョチー・・・ギョギョチー」というオオヨシキリの囀りが・・・
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聖牛(牛枠、鳥脚、川倉ともいう)・・・川の水流の衝突部に設置して減勢、導流を行う設備。奈良時代からあったそうですが戦国時代の甲斐の侍大将武田信玄が急流の富士川水系の水防、制水工法として考案したと伝えられます。
河畔林の木を丸太材にして合掌させ(叉首)、棟木を乗せ、下部を桁、梁で固定させ、重しに蛇籠を乗せています。
上流の牛枠群。多摩川は青梅から河辺、小作を経由、大きくS字状ににループして流れ込んできます。水流が右岸にブッツかる地点です。
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下流に玉川上水取水口が見えます。
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こうして見ると牛枠は増水したとき力を発揮するのですね。
武田甲州流から伊奈備前流に引き継がれた土木技術、こうしていまも目にすることができるなんて驚きです。
オオヨシキリの囀りを聞きながら堰のほうに行って見ます。
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