比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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台湾・・・駅鉄の旅・・・阿里山登山鐵路・・・木造建築が美しい阿里山車站

2020-06-14 | 鉄道と駅 海外
・・・彩風人の写真帳・・・

台北からはじまる台湾乗り鉄の旅は・・・台南、そして嘉義に。
阿里山森林鐵路、またの名は阿里山登山鐵路に乗って阿里山観光に行ってきます。
阿里山車站にやってきました・・・1981年開業、嘉義車站より71.4㎞。海抜2216m。駅舎は1999年9月の地震で被災、2007年再建。
1914年開業の現沼平車站が長い間、阿里山車站でしたが、1981年ここに新駅が建築され新たに「阿里山車站」に。
元の阿里山車站は地名をとって沼平車站に改名。

森林鐵路にふさわしい木造風の美しい駅舎です。
★駅前に町が形成されていません。少し離れたところにレストラン街、ホテルは点在しています。

中央に見える・・・駅名・・・阿里山鐵路の新ロゴマーク・・・

ホームは1面1線、ホーム構造も木造建築様式。祝山線の発着駅になっています。
※撮影日は月24日。

嘉義県阿里山郷・・・このあたり阿里山山脈の山懐一帯を総称していうようになったようです。
阿里山林業・・・緯度では亜熱帯、熱帯にありながら標高では温帯、良質な木材の宝庫、日本統治時代の1900年ごろから台湾総督府が林業開発を計画、森林鉄道施設の調査を開始、1906年から工事開始、1914年阿里山駅(現沼平駅)まで開通、木材搬出が可能になり大いに栄え、伐採とともに植林も行っており美しい人工林が見られます。現在は環境保護から森林伐採は行っておらず、森林を楽しむリゾート地になっています。
阿里山山脈・・・台湾五大山脈(雪山山脈、海岸山脈、中央山脈、玉山山脈、阿里山山脈)の一つ。台湾の最高峰玉山(3952m)の西、台湾中西部から南部にかけて南北に延長250㎞、主峰大塔山2663mを中心に2000m級の山が18座。ちなみに阿里山という山はありません。


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