JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

また逃げられました

2008年05月15日 | Weblog
 また、逃げられました。人が訪ねてくると、逃げて隠れているので安心していたら。玄関が開いているのをこっそり、見つけてそこから逃げたようです。
 近所のネコと因縁の対決をやってました。一応、近くまで来て元気だという事はアピールしながら、逃げ回っています。楽しそうに。
 いつ帰ってくるでしょう。
 なお、町内の方のブログ、漫画がおもしろいですよ。
http://tou-muraku.cocolog-nifty.com/blog/
http://blogs.yahoo.co.jp/ohr194422

居場所のある社会を自分でつくる 不破哲三さんの訴えと「朝露」

2008年05月15日 | Weblog
 田月仙(チョン・ウォルソン)さんの「禁じられた歌」は、国家体制を越えて、南北の人々の同じ思いが伝わってきます。そして、日本をはじめ世界に散らばる在外コリアンの思いが伝わってきます。
 政治的な動機で作ったのではない「朝露」が当時の韓国の軍事政権により、「禁止曲」になり、曲は一人歩きをし、民主化運動の100万人大合唱になったうた。
 「長い夜があけて、草の葉に宿った 真珠より美しい朝露のように・・・」、私は、最初聞いたとき静ずかな歌で、美しいメロディーで、どこか、強さのあるように感じていたのですが、この本で韓国の人々が自分の国は自分で変えようとしたときに歌われた歌だとわかりました。
 作者の金敏基(キム・ミンギ)さんは「「南でも北でも、禁止した人たちが今度は解禁している。私は何もしていないのに、ほかの人たちが勝手に騒いでいるようで変な気持ちです」と言っています。
 田月仙さんが、「高麗山河わが愛」を「南であれ、北であれ、いずこに住もうと皆同じ愛する兄弟ではないか・・・」と歌うと、金敏基さんは「声を押し殺し泣いていた」と書かれています。私の胸が詰まった場所です。
 先日テレビで不破哲三さんが、「今の社会の貧しさを自分の貧しさにしちゃいけないんですよ。」「自分で夢と希望の条件をつくるというつもりで・・」と述べています。
 まさに、私の20才からの思いを、若い人たちに率直に話してくれました。
 そして、韓国を変えた人々も同じ思いだったのではないでしょうか。