こもなみ倶楽部による小諸のそば七工房での体験イベント参加である。世間では、既製品を購買することで、子供は、今や、生のバジルの香りや、小麦粉の臭いや、香りを、知らずに、食べている。食育の観点からも、こうした、手作りの体験というのは、ものの善し悪しと謂うよりも、もっと、根源的な食に対する、或いは、作物に対する考え方を、更には、物作りに対する思い入れを、考え直すきっかけになる。それは、子供ばかりではなくて、ものの豊富な中で、育った大人にも言えるであろう。生地の捏ね方、作り方から、或いは、トッピングや、薬味の知識など、ミカンの皮を薬味に使うとは、驚きであるが、、、様々な知識を改めて、勉強できるのは、ファミレスで、単に、食べるだけでえられない物が、そこにはあるようである。子供達にも、是非、こういう体験をさせてみたいものである。ピザ窯の火のつけ方、薪のくべ方、左側の炎のなめかた、温度の維持など、ただ単に、食べるだけでの美味しいとか、不味いとかといった次元の問題を遙かに超えている。食育の問題は、ただ、作物を育てるだけで無く、これらを製品にまで、加工する工程、料理も含めて、学習できる場があれば、安心・安全を、お題目のように、ただ賞味期限だけを唱えるような神話は、要らないかも知れない。