小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

KIWIフルーツに思う

2011年12月29日 | 社会戯評
KIWIフルーツに思う=
いつも行っている温泉施設の産直コーナーにKIWIフルーツが、小さな粒ではあるが、売られていたので、冬場のビタミンCを摂取すべく、買うことにした。昔、NZのクライアントが、KIWI Wayという言葉について、説明をしてくれたことを思い起こす。何でも、NZの人間は、KIWIフルーツのように、何も手間を掛けなくても、美味しいフルーツが出来てしまうので、こういうeasy-goingな生き方を指して、KIWI Wayと呼ぶのだそうである。何とも幸せな人達のぜいたくな生き方である。その時は、変に感心してしまったが、そんなに世の中甘くは無いよねぇと内心、思ったことを覚えている。もっとも、そううまく行けば、それに越したことはないが、、、、、(今にして思えば、、、)。亡くなった義理の父が、庭の一角に、KIWIの棚を作って、いつも、冬場になると、嫌という程、分けてくれていたことを想い出す。リンゴと一緒に、追熟させると、更に、甘みが増して、美味しかった。今日購入した物は、半分にカットして、スプーンで、食したところ、実に、ジューシーで、口の中に、ジュワーと甘酸っぱい香りが、満ちあふれた。義理の父や生産者の人は、決して、KIWI Wayで、作った物ではないことは容易に分かる。そんな気がしてならない。ついでに、好物の干し柿の小さなパックにも、手を出してしまった。運動後の一風呂と温泉湯上がりの牛乳も、たまらないが、帰りの一寸した産直の買い物は、好奇心をくすぐって仕方ない。