歯の本数と貧困:
予防歯科に通うようになってから、70歳とか、80歳とかで、残しておくべき現役の歯の本数の目標が、どうやら、あるようであるが、何とか、クリアが出来そうであろうか?昔、子供の頃は、横に歯を磨けとか、或る日、突然、今度は、縦磨きで、歯に沿って、縦に磨きなさいとか、更には、今度は、歯茎をしっかりと、擦りなさいとか、全く、その時代時代に応じて、まるで、道徳や教科書の方針がころころ、変わるかの如く、変更されてしまって、どれを信じたら宜しいのか、迷ってしまうものである。今日でこそ、糸ようじとか、フロストか、或いは、歯磨き後に、液体ガムやリステリンなどで、嗽ぐことが勧められているが、私の子供の頃などは、研磨剤がしっかり練り込まれた練り歯磨きだけだったし、歯ブラシも、プラスティック製になる前のような記憶がかすかに残っている。だいたい、歯周病等という言葉も当時は、聴いたことが無かったような気がしてならない。虫歯の治療中心であったであろうか?今日でも、歯の問題は、悩ましい問題だが、それこそ、人類が登場してから、皆、同じように、悩んでいたのであろうことは、想像に難くない。それにしても、貧困と富の格差によって、要するに、金持ちの方が、圧倒的に、そのカネと時間を、歯の治療に、掛けられるという事なのであろうか?だからこそ、遺された歯の本数に、現れてきているのであろうか?そうすると、物事、何でも、エステでも、ジムでも、外食でも、或いは、ゲームや競馬でも、、、、、同じ事が云えるのであろうか?いやいや、どっこいそうではなさそうである。年寄りと金持ちは、結局、カネと時間を一杯掛けられて、一方、若者、或いは、貧困に喘ぐ人達は、それが出来ないとでも、言うことなのであろうか?何とも、不可思議なことである。ゲームに、スマホに、アイドルに、一体、何に、費やされているのであろうか?巧みな罠が、そこには、隠されているような気がしてならない。成る程、電車で、スマホのゲームに興じている人の健康な歯の本数は、何本くらいなのであろうか?つまらぬ事を考えてしまう。