過日、寒い部屋で勉強している状況を書き込んだところ、「使っていないファンヒーターがあるので・・・」と貸してくれました。今は、暖かい部屋で勉強できる環境となりました。ご厚意に応えるようにしっかり勉強していきます。
さて、明日から始まる12月議会の一般質問(私は2番目)の準備のため自宅で勉強中、午後9時過ぎに名古屋周辺に住んでいる青年から「渡辺議員さんですか?ローカル記事のなかで、苫小牧市のシートベルト装着率が全道平均を下回っているようですが、交通事故と医療費との関わりでどのような考えをお持ちですか・・・」と電話の問い合わせがありました。突然の電話で十分な答えを出し切れませんでしたが、考えなければならない参考意見でした。特に、ライトバンなどの後部座席にシートベルトが装着していない車が多い、との指摘。苫小牧市の公用車は大丈夫ですか?との問い合わせがありましたので、早速担当部局に聞いてみたい、と思います。思い出すのは、今年の免許更新を講習で“シートベルト”の装着問題でした。装着しない場合の交通事故の死亡率などが詳細に報告されていました。
先の臨時議会でも、市職員の交通事故報告がありました。毎回の報告に各議員から質疑がありますが、ほとんどが“指摘しても提案なし”が多い中で、熊谷議員(民主)が「公用車からタクシーに利用することで事故が減少し、(タクシー会社を利用することで)地域経済への波及効果が生まれるので検討しては」との提案でした。事故を起こしたくて起こしている職員は当然いません。罰則規定を強化しても解決策とは思えません。交通事故を防止する提案型の質問に頷きながら、納得しましたが、理事者の答弁は決して前向きの姿勢ではありませんでしたが、最後に「検討したい」との答弁。こうした議論が大切だと思います。
提案型と言えば、昨年介護保険の利用者負担軽減策について民主・共産・新風・民の声の会派で議員共同提案を行いました。ところが、「財源論」だけで否決されたことがあります。この問題は市民団体から提出された要望意見書は全会派一致で採択されたもの。後は、理事者の判断だけです。過日の決算委員会で小野寺幸恵議員(共産)が「市長はいつ実施する考えですか」と質問したとき、岩倉博文市長は「12月議会で方向性を示す」と答弁されました。明日の一般質問で質問します。厳しい財政状況は誰しも知っていますが、必要な施策は優先してやらなくては市民サービスの向上に結びつきません。しっかりした方向性を示して頂けることを期待しています。
質問内容の質疑結果は後日、報告します。あと数分で日付が変わりますが、市民の付託に応えて、改善すべき点は質し、提案すべき点はしつかり届けていきたい、と思います。