今日も高速道路で痛ましい死亡事故が起きました。
昨日、結婚式に参加していた(同席した)知人から「帰りは一緒に乗っていきませんか?」と声をかけられ同乗させて頂きました。ワンボックスカー(8人乗り)でしたので私は一番後ろの席に座りました。高速道路に入るとき「シートベルトの着用を!」との確認の一声。過日、「シートベルト 苫小牧市 全道平均下回る」の見出し記事をネットで見た名古屋の青年からのメールを思い出しました。10月に交通量の多い国道や道道、市道の全道18ヶ所で9.000人を対象に調査を行ったところ、何と“柳町”の調査地点が全道最下位と言う数値でした。道路交通法の改正(昨年6月)によって「全席着用の義務化。一般道では罰則規定はない」とは言え、特に後部座席のシートベルト未着用によって死亡事故が増加しています。
早速、苫小牧市が所有している公用車の実態を調査しました。現在、公用車は150 台保有(企業会計所有は別)していますが、内、“後部座席にシートベルトがない車両”が23台(15.3%)もありました。いずれも経過年数が古いものです。H4年購入が5台、H5が3台、H6が7台、H7が3台そしてH8が5台です。(実態は添付写真を参照)
ただ、道路交通法の改正がされても、購入時に後部座席にシートベルトが設置されていなくても、着用の義務づけは現在ありませんので、道路交通法には違反していません。でも、“安全性”を高めるためには、耐用年数も含め計画的更新が必要と考えます。
公用車は、その必要があって備えているもの。市職員の交通事故は議会のたびに報告義務が課せられています。その都度、議会からも厳しい指摘があり、“万が一”後部座席にシートベルトがないことで事故が起きてからでは遅すぎる問題です。財政問題とも関わりますが、何よりも公用車から“安全対策”が急がれる問題と私は考えます。
温暖化の影響もあり、積雪・アイスバーン状態にはなっていませんが、今週から“降雪”の予報も出されているだけに、私の不安が的中しないことを願っています。