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人生死ぬまで勉強!

2009年12月17日 13時29分56秒 | インポート

 師走に入り、身近な方の“訃報”が多い月となりました。訪問するといつも笑顔で「渡辺さん!時間があったらお茶でも飲んでいきなさい」と快く迎えてくれた“トミばぁちゃん”の告別式に参列し、最後の見送りをしてきました。思い出すのは18年前の出陣式(市議選)のときのこと。81歳とは思えない張りのある元気な声で「頑張ってネ!何も出来ないけど(歳の分だけ)友だちがたくさんいるから」と激励されました。2年前の“お茶懇”の時です、趣味のひとつにしていた詩吟(石川丈山作「富士山」)を披露し参加者を驚かせました。「この歳でも結構忙しいんだよ。書道、茶道、和裁、詩吟、歌声(コーラスグループ赤い実)、舞踊そしてカラオケと休む暇もない」と積極的に外出。自分の意志で動けるうちは頑張るとアパートで一人住まいの生活を1年前まで頑張ってきました。忘れられないのは「人生は死ぬまで勉強」の重みのある言葉。ある時、「しばらく妹の介護の手伝いに行って来るから」とか「この間、一人で(バスに乗って)北見まで行ってきたんだヨ!」とその行動力に感服しました。7年前の市議選のとき「この歳で恥ずかしいことですが、ひとつだけ経験したいことがあるの!お願いしても良いかい?候補カーに乗って“手ふり”をしたい」と嘆願されました。みんなは心配していましたが、「あ~楽しかった!」のひと言がその後の(私を含め)“エネルギー源”になりました。享年100の長寿を全うした人生に感謝をしながら、「ご苦労様でした。安らかにお眠り下さい」とお祈りしてきました。

 過日のこと、母がクリスマス会(デイサービス)の準備なのか?“大正琴”の練習をしていました。88歳から始めた“大正琴”はもう4年目。レパ-トリーも増えているようです。「お母さんは百歳まで頑張れるネ」と多くの知人から言われます。長生きの秘訣は「自分から仕事を見つけ、規則正しい生活を過ごす」ことだそうです。

 “長寿”は祝いの言葉ですが、“高齢化”と表現すると何となく大切にされている言葉に受けとめられません。15日、今年最後の年金の振り込み日でした。介護保険料、後期高齢者医療制度の保険料と“天引き”され、「年々使えるお金が減っている」と困った顔をしていました。孫や親戚への様々な気遣いがこの時期に集中するからでしょう。「ところで、後期高齢者医療制度はいつ廃止されるの?」と聞かれ、「先延ばしされたんだヨ!」と説明すると、「出来ないことは言わなければ良いのに、まるで騙し討ちだネ」と新政権の裏切りに怒っていました。私が社会人になったとき母は「人に迷惑(騙す=詐欺)をかけることだけはしないこと」と強調されたことは忘れません。某市議会議員の息子さんの「ネット詐欺」はどうなったのか?有耶無耶な対応は、「政治と金」問題と同じですね。