今週(~12/11)で12月定例議会が終わります。議会中とは言え、身近な方々の訃報が入ります。今夜も友人のお父さんの通夜に参列し、帰り際、葬儀会場で出会った知人から「渡辺議員、○○さんの通夜に顔を出さなくて良いのですか?」と声をかけてくれました。亡くなった方の名前を聞いて驚きましたが、そのまま帰ってしまっていたら失礼するところでした。事情を聞くと喪主の意向で“家族葬”が執り行われていました。「・・・良く来てくれたネ!病魔とたたかって頑張って来たのですが・・・」との説明を聞きましたが、故人は私と同じ“28(にっぱち)生まれ”の方でした。心からご冥福をお祈り申し上げます。
今週末(12/12)は結婚式で札幌行きです。忘年会続きの12月ですが、議会と冠婚葬祭が重なると心身ともに疲れます。でも、週末は議会が終わった後のお祝いの席だけに気持ちも和むと思います。
今日も、議会で議案の訂正説明がありました。過日も、ホッチキス止めされた議案“訂正”集(過去、未経験です)が出されたばかりだけに、説明を受ける議員もただ呆れるばかり。「言いたくないけど・・・」と思っていたら、さすがに議長から理事者に厳重注意がありました。“気のゆるみ”と言って片づけられるものではありません。会派に戻って説明したところ「正規職員を削っているから・・・」と“行政改革”による“ひずみ”が仕事に現れている、と異口同音の発言でした。
今議会には、たくさんの公共施設に対する指定管理者(公共施設の管理運営を民間に移行)の議案が提案されています。明日の補正予算審議と最終日の追加補正予算で審議されますが、私も一言質問を用意しようと考えていますが、まだまとまっていません。きっと明日から担当職員が「議員、質問ありますか?」と顔を出すと思います。最近、思うことは議案提案する側が、もっと自信を持ってどんな質問にも答えられる理論武装が必要だと思います。何故、こうした状況になったのか?きっと人事異動などで俗に言う“専門家”が少なくなったことが要因と考えられます。民間でも“技術の伝承”が難しい状況になっている、と聞きます。「ちょっと前までデスクワークしていた事務職が、いつしか生産ラインの一員にいる」と思ったら、「安全性はどうなるの?」と疑問です。“公から民へ”と簡単に言いますが、必要なものは守らなければ、市民サービスの低下は必ず襲いかかってきます。「行財政改革」の裏に、“心の病”と“気のゆるみ”が生まれることを真剣に考えさせられます。