明日のクリスマス・イブを前に、母が通う介護センターコスモス(石川孝雄社長: しらかば町)のグループホームのクリスマス会(5回目)に“家族会”を代表して出席してきました。入所者による劇“桃太郎”や職員による手品など家族を含め和やかなクリスマス会でした。(添付写真)昨年は挨拶だけでしたが、今年は施設長から「歌を歌って欲しい!みんなが判る曲で・・・」との要請がありました。正直、歌は苦手で宴席の2次会なら酔った勢いで歌いますが、昼間のクリスマス会という 席では経験がありません。悩んだあげく、「北国の春」を選曲しました。この曲の歌詞の始まりは「白樺・・・」。施設の所在地が“しらかば町”なので何となく選びましたが、岩手県人会での定番曲なので覚えていました。家族会からは施設内が乾燥しないように、と加湿器をプレゼントし、大変喜ばれました。
グループホームの隣にはデイサービスがあり、母が通所しているので顔を出すと、「満ちゃんだ!しばらく見ないと痩せて若くなったんじゃない?」とひやかされました。私も「年々、年が若くなっていきま す。皆さんも元気で長生きしてください」と冗談で切り返すと、一同笑顔で「アハハハ・・・」と部屋全体に笑い声が漂いました。
今朝の新聞報道の1面には増税が出されていました。子ども手当の財源策として“扶養控除”の廃止・縮小によって増税となるようです。タバコの値上げは喫煙者の減少の要因とはなりますが、もっと値上げ しても良いと個人的には思います。それよりも、扶養控除の廃止・縮小は今後の増税(保育料、国保税など)への連鎖につながる恐れを感じます。
我が家でも、次男(高校生)がいますが、授業料が無料化されることになりますが、これまでの“特定扶養控除”(16歳~22歳)が63万円だったものが、授業料(月1万円)分を差し引きしても控除額(改正後33万円)によって、結果的に増税になると思います。92歳の母も“同居老人扶養控除”が縮小されます。
過日、全国的に係争中である「障がい者自立支援法撤回」訴訟が報道されました。“障がい者自立支援法”と言っても別法は、悪名高い「障がい者自立阻止法」だから、新政権も「撤回」と言っていました。それたげではありません。「後期高齢者医療制度も廃止します」と政権公約していたものです。これらは、みんな先送りです。
介護保険制度がスタートして今年で10年目。需要度は高いがサービスは受けられない。おまけに保険料が上がり、介護認定基準まで悪くしました。働く労働者の処遇改善も強く求められています。クリスマス(苦しんでいますが!)は時ともに迎えますが、新年度予算(お年玉)の先行きをしつかり見る必要があります。