GWもあっという間に過ぎ去った感じです。長男を新千歳空港まで見送る前に、母のところに顔を出したところ、「おばあちゃん!今日帰るから・・・リハビリ頑張って。今度は夏に・・・」と言いながら洗顔などの介助をすると、目覚めたばかりの母は(長男を見るなり)「ハァー、ハァー」と笑顔で喜んでいました。とっさに持参したデジカメで二人のツーショット!機嫌の良い二人の撮影に成功しました。
昨日のこと、微熱のあった母でしたが、私たちが帰宅した後にリハビリを行ったとSさんから電話を頂きました。聞いてビックリです。背もたれのないイスに座って、足を振る訓練を。そして左手で風船や(軽い)ボールを持って、手前にある籠に投げる訓練などを行っていた、と聞きました。突然の病から2ヶ月目を迎えた日の事だけに信じられないことです。連休中にも関わらずリハビリを実施してくれているだけに効果が出ているようです。
本人が一番残念なのは飴玉リハビリがお預けされていることです。この期間中も飴玉の話になると舌を出して「早く頂戴」と強請っているように見えます。2ヶ月間も直接口から食べ物を摂取出来ないでいるだけに、その気持ちは痛いほどわかります。
長男曰く「おばあちゃんの頑張りを見ていると負けてられない!」と帰省したことで収穫を得たようです。
連休中に、自宅に市役所から“岩倉市政1期4年間の総括”(市長公約の取組状況)と題する冊子が送付されました。“公約”達成率は90%と数字だけで成果を誇っているように見えます。私も5期19年間市議会議員の立場で行政を見てきましたが、こうした“公約”達成率をわざわざ冊子にして市長選前に発表した例は経験がないだけに、その意図はわかりません。そもそも“5つの基本政策を柱に30項目の公約”と言っても、17万市民の誰がその存在を知っているのでしょうか?“公約”すべてが市民にとって歓迎されるものだったのでしょうか?(賛否両論がある)本人が作成したものではないとは言え、達成率が高いことで首長としての実績を強調するのは疑問です。
確かに、総括があって教訓が生まれるものですが、次に“何をすべきか”と言う前向きな姿勢はまだ示めしていません。(判断基準の不明確な公約は意味がないのでは?)
少なくとも、(前市長の)4年前の事件を契機に失った“信頼回復”は在任期間には達成していないと思います。信頼回復の言葉だけが先行し、逆に“信用失墜”の連続ではなかったでしょうか?この点もしっかり総括すべき、と私は考えます。