久々の五月晴れ。双葉バイパス(道々)通りの温度計は16℃ 指していました。好天に恵まれたこともあり地元(有珠の沢町)後援会の方(3人)と一緒に町内5丁目を中心に路地裏での街頭演説を7ヶ所行いました。
後援会員の方は2台の自転車を利用して私は徒歩。自転車の荷台にはハンドマイクをセット。いつもなら私が弁士ですが、7回のうち3回は後援会員自らマイクを持って、「言いたいことがあって・・・」とこれまでとは違う勢いを感じました。犬の散歩や買い物で行き交う町内の方々も「渡辺議員!どうしたの?」と車を止めて訪ねる方も。「国政・市政報告を・・・」と言うと、「選挙も近いから頑張って!まともな党はお宅だけだからネ・・・」と激励されます。庭先では多くの方が仕事中。「ここで演説して差し使いございませんか?」と確認して演説をすると、「・・・その通りだネ」と“しんぶん赤旗5月号外”のチラシを受け取って読んでくれます。自宅で演説を聴いた方が「選挙も近いから“しんぶん赤旗”日曜版を入れて欲しい」と“おまけ”がつきました。
僅か1時間程度でしたが参加した後援会員からは、「ハンドマイク宣伝がこんなに楽しいとは思わなかった。みんな真剣に(演説を)聞いてくれる。政治不信の現れだネ。同時に日本共産党の話を聞き入れてくれる情勢・・・」と感想を語っていました。“りんりん宣伝”は路地裏では歓迎されています。
私が一番強く訴えたのが普天間基地問題です。特に、今月7日に志位委員長が米政府と会談し、「基地撤去、県内移設反対が島ぐるみの総意であり、唯一の解決の道は移設条件なしの撤去しかない」と伝えたことです。日本の政党で党首自ら米国に出向き、国民・県民の声を伝えたのは日本共産党だけ。これは、私にとっても確信となりました。国会勢力では小さな野党でも“言うべきことはしっかり相手に伝える”(本来は政権党の党首がやること)ことこそ、現実政治を前に進める確かな力です。ただ批判だけの野党との違いがはっきりしてきました。
午後から駅前プラザegaoの7階イベントホールで“きむら啓子民話ひとり劇場”(主催:民話を広める会)を鑑賞してきました。苫小牧公演は今回で7回目。会場には顔見知りが多かったのですが、きむらさんから「はじめて参加の方は・・・」との問いに1/3の方々が手を挙げていました。約2時間で八話(猫の恩返し、おいてけ堀、あんまさんの仇討ちなど)の構成。“おいてけ堀”では来場者も加わっての即席劇に爆笑のひと場面も。ご指名された方々の名演技に拍手喝采でした。文化・芸術に接すると心が癒されます。“きむら啓子”さんの衰えぬ声量、名演技に驚き、新たなエネルギーが蓄積されました。