久々の好天(バイパスの温度計:17℃)だったので市民文化公園を散策しなが ら、図書館前にある樹齢90年と推定されている(旧)苫小牧工業高等学校ゆかりの“エゾヤマサザクラ”を見てきました。
桜と言えば、この間議会の一般質問で樽前小グランド内にある桜の木と併せて、「市の“保存樹”に指定してほしい」と取り上げてきた経緯があります。
まだ、満開にはなっていませんが、これから好天が続けば多くの市民が訪れると思います。図書館・博物館に行くときには、市民文化公園内にある桜やチューリップなどを鑑賞することも癒しの場となりますのでお勧めします。
癒されないのは、戦闘機の騒音です。過日のこと、明らかにF15戦闘機が午後3時頃、高速道路添いの上空を東側から西側へ飛行していました。市に問い合わせても「2空団に問い合わせしたところ通常訓練・・・」の答えしか返ってこないだろうと思い通報しませんでしたが、今日も戦闘機の騒音が聞こえていました。こうした騒音が毎日のように襲ってきたら、市民は黙って我慢するでしょうか?“通常訓練”でも市内上空は飛ばないことが自衛隊との約束事。しかし、慣れや面倒くささから通報をしなくなると、苦情とは反映しません。これが、“慣熟”訓練なのです。
普天間基地の移設問題に関わって沖縄県民だけでなく、全国各地で普天間基地の即時撤退の運動が広がっています。
そうしたなか矢臼別演習場(別海町)で5月26日から10日間の期間、米海兵隊の実弾砲撃訓練が行われます。この訓練には米海兵隊約430名、車両約100両、砲数12門という規模との情報です。防衛省は「防衛機密」の名のもとに“非公開”を米軍側と約束しています。とんでもない話です。
驚くのは、「米海兵隊が矢臼別演習場への輸送費はすべて日本側が負担。簡易トイレから弁当代まで、“至れり尽くせり”の配慮ある移転訓練。今回だけの輸送額だけでも3億6.497万円の国民の税金」と指摘しています。(矢臼別演習場移転反対釧根連絡会ニュースより)毎年のように、訓練が行われ今年で11回目となります。
今日の新聞報道で衆院外務委員長の鈴木宗男氏(新党大地)が、「普天間基地の移設問題で、在沖縄米海兵隊の実弾射撃訓練が行われる矢臼別演習場を含めた沖縄の負担軽減策もあり得るとの考えを示した」(16日:釧路市内のホテルのセミナー)と報じていました。事実とすれば許すことの出来ない発言です。
そうした人物が市長選で誰を応援するのか?本籍と現住所の違いはあっても、「沖縄の負担軽減」と言って訓練移転を容認するのは共通しています。普天間基地問題は、市民の安全・安心なまちづくりに直結するだけに、選挙戦の争点にしなければならない問題と私は考えます。