ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

雑用色々

2006年02月18日 | 日記
2月18日(土)

朝、チケット取りの為に2台の電話を駆使。

今日は、4月に博多座で行われる藤山直美のお芝居のチケット発売日だったのです。

うちの両親が以前から観たいと言ってたし、私も1回は観ておきたいなって言うのがあったので、
この機会に一緒に観に行く事にしました。

今回から博多座のチケットは、初日は電話とインターネットでの予約となり、
窓口発売は次の日からになりました。

もう、この日この日のように、朝早くから博多座の前に並ばなくてもいいのです!

発売時間の10時より前にパソコンを立ち上げて準備。
インターネットで予約なんて、楽々じゃーん (*^m^)o==3 
そう思ったのもつかの間・・・
つながらねぇ・・・Σ( ̄ロ ̄|||) 

アクセスが多すぎてサーバーが重いのか、
博多座側の準備がまだ出来てないのか、
クリックしてもクリックしても「画面を表示できません」が出てくるだけ。
やばいっ!!
慌てて電話に切り替え。
もちろん携帯と家の電話のダブル持ち。
なんとか30分後につながって、そこそこ良いお席をGET
あー、良かった(´д`)


チケット取りの激戦を勝ち抜いた後は、図書館へ。
予約していた本を借りに行きました。
最近は、amazonで面白そうな本を探して、
図書館に予約するという、結構セコイやり方で本を読んでます
気になる本を買っていくと、マンションの底が抜けるほどたまりそうなので・・・。


その後、魚町をウロウロ。
切れていたシャンプーを買って、雑貨屋をひやかして可愛いモノも買いました。

花屋があったので、最近気になってるオブツーサがあるかを訊いたけど、
「それは初めて聞きました・・・」と頼りない返事。
やっぱ、通販かなぁ?
春の花が綺麗に咲いていたので激写!

  

 

        ミニブーケも可愛いのがたくさん           
   


ウロウロしてるとうちのダンナさんから電話。
お馴染みの喫茶で待ち合わせしてお茶もしました。

                ティラミスとコーヒーのセット。700円


帰ってから借りてきた本を読み漁り、至福のひとときヽ( ̄▽ ̄*丿
さー、まだまだ読むぞー。
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博多座へ行ってきました

2006年02月18日 | 行った
福岡市と、福岡の大御所企業が共同で出資して出来た博多座では、
サブちゃんこと、北島三郎がおおいに歌ったり、
宝塚の煌びやかな世界が繰り広げられたり、
森光子や藤山直美が人情話で涙したり、
歌舞伎に付き物の大向こうさんがここぞと屋号を叫んだりと、
種々様々な演目が、毎月毎に行われています。

私は専ら歌舞伎公演の時にお世話になってますが、行く度に「博多座最高!」と思います。
係員の対応がまず良いし、何処も彼処もきれいで清潔。
普通のホールだったら観劇の前に混雑するトイレも、
数が多いので大混乱になる事もなくすっきりとさっぱりできます。

入口を入るとすぐエスカレーター2基と階段があり、
入場の時は上り、退場の時は下りと時間帯によって変わります。

今回は一つ目のエスカレーターを上がった所に、藤十郎丈の写真が。
とりあえず記念撮影ね。


エスカレーターを上がると、ロビーになっていてお食事処やお弁当販売の屋台、
お土産物や舞台写真の並んだお店が勢揃い。
休憩時間に、あちこち見回ってみるのも楽しいですよ。

舞台写真は今回は藤十郎丈の物だけでした。
時蔵丈のきれいな写真があったら買おうと思っていましたが、なかったので残念。
歌舞伎座でもそうですが、役者の舞台写真は中日を過ぎた頃に出始めるようです。

     ロビーに置いてある勧進帳の山笠飾り。
     このロビーに立つだけで、華やかな気分になります。
     

2階から見たエントランス。

踊り場の所に、錦絵が飾られています。
これは演目に応じて、登場人物の姿を描いた物で、筋書きにも印刷されていますが、
筋書きのは白黒なので、ここで色彩も鮮やかな錦絵を堪能します。

向かって左側(昼の部)の錦絵。


向かって右側(夜の部)の錦絵。


2階に上がると、そこにも売店やお土産屋さん、喫茶などがあります。
  

お土産屋さんには手ぬぐい、ふくさ、手鏡、草履や下駄など、和物が多数取り揃えられています。
今回が歌舞伎だからそうなのかな?
歌舞伎以外で来た事がないから分かりませんが、
宝塚の時はやっぱり、ヅカものが沢山並ぶのでしょうね。


あちらこちらに絵画や書、ブロンズ像などが飾られているのですが、
この「暫」の人形達が精巧に出来ていて素晴らしいです。

3階席から見た襲名披露を祝う幕。

博多座でだけで使用される物のようでした。
作るのに一体幾ら位かかるのでしょうね?

歌舞伎初心者の強い味方、イヤホンガイドはなんと無料。
保証金として1000円が必要ですが、終演後に返せば、もちろんお金は返ってきます。

どうしようかな?と思ったらとりあえず借りてみて、
要らなさそうだったら使わなきゃいいのです。
なんたってタダですからね。

オペラグラスのレンタルもあります。
こちらは料金500円、保証金が5000円となってます。
今回不覚にも自前のオペラグラスを忘れた私は、夜の部の時に借りました。
昼夜通しで借りたかったのですが、メンテナンスの為、通しては貸せないとの事。
よくありがちな、ちゃちいヤツじゃなくて、自前のと同じ位しっかりした物だったので良かったです。

無料ロッカー、無料傘立てもあります。
ロッカーは100円入れて、後で返ってくる方式ね。
帰る時は忘れないようにしなくっちゃ。

無料ロッカーの存在を知らないオバ様方が、
足元に荷物をいっぱい置いてるのを見るとがっかりします。
せっかくタダで利用出来るのだから、思う存分使いましょう!

ただ最後に一つだけ残念な事が・・・。
客席はもちろん、ロビーや廊下も禁煙で、喫煙コーナーでお吸い下さいとなってるんですが、、
その喫煙コーナーには仕切りもなく、副流煙流れて来放題。
3階のロッカーの横がすぐ喫煙コーナーなので、
荷物を入れたり出したりする度に嫌な気持ちになります。
これさえどうにかしてくれたら、120点満点なんだけどな。

どうですか?
博多座、行ってみたくなったでしょう?
色んなお芝居をやっているので、自分のお好みのお芝居を観に、お出かけして下さい。
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坂田藤十郎襲名披露 二月博多座大歌舞伎 夜の部

2006年02月18日 | 観た
変わって夜の部。

「鶴亀」
夜の部はまず舞踊から始まりました。
春の節会で皇帝の前で舞を舞う鶴と亀。
千年の齢を保つ鶴と、万年の齢を保つ亀が、皇帝の長寿を願い舞い踊るという
華やかで格調を感じさせる舞台でした。

「歌舞伎十八番の内 毛抜」
髪の毛が逆立つ奇病に伏せっているお姫様。
御家転覆を狙う家老と、
奇病のからくりを見破る姫の婚礼相手の家来とのやり取りが面白い作品でした。

「大津絵道成寺」
 これは藤十郎丈の五変化が見もので
 歌舞伎のバラエティと言えるでしょう。
 
 藤娘で登場し、舞を舞う途中で口上を延べた後は、
 鷹匠、座頭、船頭、大津絵の鬼の五変化。
 しかも間にもう2回、藤娘で出て来るから、
 正確には七変化かな?
 
 藤娘の最初は、黒地に藤の模様の着物を着て
 可憐な踊りで目を奪い、
 次に鷹匠への早変わり。
 
と思ったら座頭に変わり、犬との滑稽な絡み合が面白かったです。
座頭がどこかへ姿を消すと、再び現れる藤娘。
藤色の着物をまとい、先程とは打って変わった艶やかで色っぽい姿。
再び舞台奥に消えた藤娘の藤十郎丈が、
あっという間に花道から船頭姿で現れる早変わりは、
これは内緒のトリックで。
船頭からまたもや藤娘。最後は白地に大きく藤の花を染め抜いた着物。
途中の引きぬきで藍色に変わり、目にも楽しく歌舞伎ならではの仕掛けですね。
釣り鐘の中に入った藤娘が次に現れると、そこには鬼に変化した藤十郎丈。
見事七変わりで、素晴らしかったです。

「与話情浮名横櫛 ~源氏店~」
死んだ筈だよお富さん~で有名な源氏店。

御贔屓の時蔵さんが色っぽいお富役を好演されていました。
湯上り姿の洗い髪がしっとり濡れて、本当に色気一杯

梅玉丈の切られ与三こと、与三郎も素敵です。
梅玉丈の声がカッコいいんだよね~。シビレます ヽ( ̄▽ ̄*丿

そして忘れてならない弥十郎丈の蝙蝠安!
巧い!
観て良かったーと心から思える芝居でした。

と言う訳で、藤十郎襲名披露公演、本日は幕となりました。
やっぱり歌舞伎って面白い!!と興奮冷めやらぬきたむーなのでした。
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坂田藤十郎襲名披露 二月博多座大歌舞伎 昼の部

2006年02月18日 | 観た
坂田藤十郎襲名披露の筋書きの表紙は、
藤の花がちぎり絵で描かれ、成駒屋の緑色から、
山城屋の藤色に移籍した藤十郎丈に、大変ふさわしい表紙となってました。

私はイヤホンガイドよりも、筋書きを読みながらの観劇の方が性に合ってるみたいなので、
筋書きは必ず買います。
あら筋はもちろん、役者の名前と顔写真、上演記録、舞台写真や特別インタビュー等盛りだくさん。
買っておいて損はありません。

さて、感想でも・・・。

「天満宮菜種御供 ~時平の七笑~」
博多公演にちなんでか、道真もので幕が開きました。
道真を陥れた時平の最後の笑いの変化が見ものでした。
七種類の笑い方があると言うので、
時平役の我當丈の笑いに合わせて、指折り数えてしまいました。

「口上」
緋毛氈の上に並んだ、幹部俳優の面々。
バックは手鞠に藤の花が描かれ、大名跡の口上らしく艶やかでした。
左團次さんの口上がやっぱり一番面白かった。

「伽羅先代萩 ~御殿・床下~」
 
  我が子を犠牲にしてまでも、
  幼君鶴千代を守る乳人の政岡は
  藤十郎丈が扇雀時代から雁治郎を経て今まで、
  ずっと取り組んでこられたお役。
  それだけに意気込みの感じられる
  迫力のあるお芝居でした。

  我が子が殺されても、人の目のある所では
  平然と耐えている政岡が、
  辺りに人気がなくなると、我が子に取りすがり
  さめざめと泣く所でグッと来ました。


さてここでお昼ご飯

今回買ったお弁当は限定藤娘弁当。
寿に染め抜かれた蒲鉾。天麩羅、酢の物、煮物に、サラダ。
3種のご飯はお寿司と豆ご飯と炊き込みご飯。
小さな桜餅も付いていて、春を感じさせるお弁当でした。
結構なボリュームでお腹いっぱい。

「鐘の岬」
安珍、清姫で有名な道成寺。
嫉妬で安珍を鐘ごと焼き殺した清姫はその後、鐘を再興し鐘供養の行われる道成寺へ現れ、
安珍への想いと鐘への恨みを表しながら舞を舞います。
なかなか静かで、しっとりとした舞でした。

「団子売」
趣き変わって紅白の梅満開に咲き誇る舞台も美しく、
団子売りの夫婦が出て来て餅つきを始めます。
おかめとひょっとこの面を被った、翫雀・扇雀兄弟が息の合った夫婦振りを披露。
陽気で楽しい祝賀舞踊となりました。

「女伊達」
黒地に千鳥格子の粋な女伊達が二人の男伊達と共に登場します。
女伊達の鮮やかな立ち回りで気持ちのいい踊りでした。
大好きな時蔵さんの勇ましい女伊達姿が印象的。
やっぱ、素敵だわ~時蔵さん

拍手の中、昼の部終了。
今日は平日にも関わらず団体ツアーのオバサマ方も多く、
昼の部終演後は夜の部を待つ客とで、ごった返していました。

私は引き続き、夜の部観劇です。
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