ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

翼をくださいっ!さらばYS-11

2009年10月21日 | 観た
夜からはギンギラ太陽’sの「翼をくださいっ!さらばYS-11」を観て来ました。
今回の演目は9月の仙台公演を皮切りに札幌、松山、高松、大阪、神戸、新潟、金沢と全国で公演されました。そして満を持しての福岡凱旋公演。
皆さん、お疲れ様でしたねぇ。もう少し、福岡公演も頑張って下さいね。

で、会場入りすると恒例の西鉄ヤクザバス軍団との写真撮影大会!


                  



                  

たくさんのヤクザバスがぴよこと一緒に写真を撮ってくれました~。ありがとうございました~!
にしても、会場は大盛り上がり。こういうファンサービスもギンギラの素敵なところです。
大塚さんが「お前ら、一旦切った携帯の電源を敢えて入れろ!そして写真を撮れ!」と会場を煽って、お客さんがゾロゾロとカバンから携帯を出し始めるのが面白かったですね。
「もちろんブログにもアップしろ!」と仰ったのでもちろんアップしますよ。
「これだけ写真撮ったんなら待ち受けにしろよな!」とも仰ってましたよ。私はデジカメでしか写真を撮らなかったんだけど、携帯で撮った人はちゃんと待ち受けにしてるんでしょうかね?

さて、本題のお芝居は飛行機のお話でした。
主人公は福岡-東京間に料金半額で新規参入して来たスカイマークエアラインズ君。
就航当時はたった一機で1日に3便だけの運行だったのだとか。
大変な思いをしてたんだねぇ。
今でもチケットカウンターとか空港の端っこに追いやられてて大変そうだけどさ。

ギンギラの芝居を観てると、もう人間がかぶりものしてるんじゃなくてさ、飛行機とか空港のビルそのものが喋ってるように見えてきて、ちょっとおかしな感覚になってくるんですよね。
途中で戦争のシーンとかの映像が入るんですが、戦争に負けた日本の戦闘機はアメリカ軍に全て燃やされてしまったそうなんです。
そんな映像を見ていると、今までお喋りしていた飛行機たちが燃やされているような感じになって、悲しくて悲しくてしょうがありませんでした。
ギンギラのお芝居観るのは今回で3回目なんですが、最初はダイエーに泣かされ、次は電車に泣かされ、今回は飛行機に泣かされてしまいましたよ。

この「翼をくださいっ」は3回目の再演だそうですが、取材を元にリアルな物語を創り出すのが身上のギンギラ。再演する度にラストシーンが違ってきているそうです。
福岡の空港事情が変われば物語のラストも変わるなんて、本当に「今」の福岡、地元の事を常に取材されてるんでしょうねぇ。
29日まで西鉄ホールで公演中です。
興味のある方はぜひぜひ観に行かれて下さいませね。
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錦秋花形歌舞伎 通し狂言雷神不動北山櫻

2009年10月21日 | 観た
10月21日(水)

今日は市川海老蔵丈が5役を勤める雷神不動北山櫻を観に行って来ました。

これは二世市川海老蔵が、生涯でただ一度上方に赴いて芝居をやった時に演じられた演目だそうで、今の歌舞伎十八番に入っている「毛抜」「鳴神」「不動」は、ここから生まれたという、由緒正しい歌舞伎の演目です。

通し狂言ではありましたが、毛抜、鳴神、不動はそれぞれ独立した演目でもあるので単体でも楽しめましたし、それが繋がって一つの物語になるとそれはそれは大変見ごたえがありましたね。

なによりさすがは成田屋さん、それぞれのお役が巧いですねぇ。
5役やられた内の特に安倍清行役がのほほ~んとしたお公家さんって感じで気に入りましたね。
「毛抜」の粂寺弾正役も小気味良い感じで面白い役どころでした。
「鳴神」の鳴神上人はもう絶品でしたね。てかもうどれをとっても巧いんですごく集中して観れましたよ。
最後の大立ち回りなんて大迫力!
捕り手たちがはしごを使って成田屋の家紋を描くあたりは「むぅ」と唸らずにはおれませんでした。
何よりね、私、海老蔵丈のことはカッコイイなとは思うんだけど、好きでもなんでもないのですごく冷静に観れるのです。
これが染様だともう何を見ても「キャーッ」ってなるんでしょうけどね
その染様は来年2月に博多座にお越しです。今から楽しみだわん
コメント (4)
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