ぴよこ日和

いらっしゃいませ。
きたむーです。
お芝居、ライブ、お笑い大好きです。

坂田藤十郎襲名披露 七月大歌舞伎 昼の部

2006年07月06日 | 観た
この日は時間がなくて、幕見で昼の部のうちの「信州川中島」「連獅子」「口上」を観ました。
メインの「夏祭浪花鑑」が観れなかったのがちょっと残念。

幕見の券を買ったら、開演の10分前まで松竹座の1階で待つように指示されました。
そして係員の誘導でエレベーターでお席までご案内。
いやに丁寧ですが、幕見で入って一日中観たりする不届き者を監視しているのかも?とも思いました。
偏見を承知で言いますが、大阪のオバハンならやりそう・・・



さて最初の演目は
「信州川中島~輝虎配膳~」
戦国時代の時代物です。
あまり馴染みのない演目でした。
テレビでも観た事ないし、ちょっと難しかったかな?
川中島と言うように、武田・上杉の家臣とその家族のお話でした。
敵対している武士ってなんか源氏・平家にも通じますよね。
短気で迫力のある長尾輝虎(後の上杉謙信)に片岡我當丈。
立派なオヒゲが印象的な役でした。




「連獅子」
つい先日博多座で勘三郎親子の連獅子を観たばかりなので、違いが結構はっきり分かってしまいました。
今回の連獅子、親獅子に藤十郎丈の息子翫雀丈。子獅子にその息子の壱太郎君。
壱太郎君が身長も伸びて、すっかりお父さんの翫雀丈を追い越しているのを見てビックリ。
もう高校生だそうです。
翫雀丈はともかく、壱太郎君に馴染みがないので、上手くなったとかまだまだだとかは言えないですが、
先日の勘三郎親子の連獅子に比べると、やはり見劣りします。
まだまだこれからが楽しみですけどね。

「口上」
幹部俳優の面々がそれぞれにご挨拶。
それぞれに掛けられる大向こうも、博多座で聞くのとは一味違いますね。
なんか渋かった。
「松嶋屋っ」って言ってるんだろうけど「っじゃやっ」って聞こえるし。
「松」部分がなくなってるよ。
てか、もう全然「マツシマヤ」じゃないよ・・・
面白かった。





さて、口上が終わったら、またも係員の誘導で出口まで案内されました。
やっぱぶっちぎる客を出さないようになんだろうな。
劇場も大変だ。

オマケは観れなかった昼の部最後の演目「夏祭浪花鑑」の錦絵。


松竹座での観劇もこれにて終了。
大急ぎで地下鉄に乗って、新幹線で一路北九州へ。
この後は北中のイベント「kitachu in equipe」です。
雑用係として働きに行ってきます。

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