「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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緊急情報 長井さんのカメラ続報「撮影時カメラの写真ではない」

2009-10-27 14:19:40 | 長井さん殺害の事実関係
このブログの前の記事で
慎重な確認が必要と
書いたことがあたっていたのですが、
今回の写真に出ているカメラは、
すでに返還されている
バックアップ用のカメラでした(キャノン製)。
写真の他の品々が
返還されているはずのものばかりでしたので
このカメラも
すでに返還されている物でないかという
類推が正しかったことになります。

ビルマの民主化団体が
出してきている情報は
悪気は無いのかもしれませんが、
軍政とスーチーさんの関係の微妙な変化など
いくつかの政治情勢の変化を受けて
前よりもさらなる精査が必要だと
僕は、感じています。

ということで
長井さんの撮影していたカメラ(ソニー製)は
未だ所在が分からず
返還されていないままです。

僕らは長井さんのカメラとテープの返還を
引き続き求めていくことになります。

緊急情報 長井さんのカメラ

2009-10-27 05:03:58 | 長井さん殺害の事実関係
緊急情報です。
読売新聞のサイトに載っている写真をご確認下さい。
遺品の写真が載っています。

しかし
焦点のビデオカメラは写真では一つだけです。

というのも注意が必要なのは
長井さんの撮影時のカメラはソニー製で
それ以外にバックアップのカメラが
キャノンでした。
そして撮影に使われなかった
キャノンのカメラは
実は返却されています。

この写真に出ているカメラが
僕は、どちらかは判別できていません。

写真にあるもののうち
僕が見る限り、
恐らく
大半は返却されているものであることも
分かっているため、
このカメラが
当該カメラであるかどうかは
慎重に確認が必要です。

もちろん当該カメラであれば
これは大変大きな前進になります。
現場の混乱でカメラが紛失したという
軍政の言い分が
ウソだと立証されるのですから。



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射殺の長井さん、遺品・遺体の写真…軍政撮影か(読売新聞) - goo ニュース
射殺の長井さん、遺品・遺体の写真…軍政撮影か


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091027-OYT1T00059.htm?from=main1


長井さんの遺品の写真=ロイター 【バンコク=田原徳容】ミャンマーで2007年9月、軍事政権による反政府デモ弾圧を取材中に映像ジャーナリスト、長井健司さん(当時50歳)が射殺された事件で、ロイター通信は26日、軍政が撮影したとみられる長井さんの遺品や遺体の写真5枚を配信した。

 反軍政組織「ビルマ民主の声」(本部・オスロ)から提供を受けたもので、1枚には、事件当時に長井さんが手にしていたとみられるビデオカメラやパスポート、携帯電話、バッグなどが写っている。軍政は遺族らの再三の要請にもかかわらず、ビデオカメラなどを返還していない。

 ビルマ民主の声のキン・マン・ウィ事務局長補佐は本紙の電話取材に対し、「写真はミャンマー政府が撮影したもので、26日に現地のスタッフが政府筋から入手した。日本の政府や日本人に真実を知ってもらうために公表した」と語った。

(2009年10月27日00時44分 読売新聞)