「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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他人の底意地の悪さを知る時

2010-02-27 12:17:30 | その他
ろくな話もないのですが、
他人に意見をすると、
その人の本性が顕われます。
こういうことをして
そのときも、その後でもいやな思いをすることがあります。

これまでも何回もそのようなことをして、
その度に人の本性の愚かしさを知りました。
今回も同じようなことです。

これは、思想的に深いレベルでの
人間の本質などではありません。
下らない生き方をして
それが心根の貧しさがあっさり露呈しているような
次元の低い人間の話です。
情けないレベルの人間の話です。
おろかしい行動を
恥ずかしげもなく行う人々の話です。

こうした人間の一人と先日話したのですが
ほとんどまともな言い訳さえなく、
自分から自発的に愚かなことを喋り続けていたことを
なんら自覚もしていませんでした。

私がその人間の言動に驚いて、別の日に直接、正しました。
「あの言動は社会的な常識外」というと
何も答えません。
「調べたら、いろいろと噂は聞いた」と一言述べると
「何を聞いたか知りませんが」と噂の中身の否定を始める。
「噂の中身の真偽に僕は関心なく、
外形的にそういう噂が流れていることと、
あんたが自分で初対面の人間たちに喋っていた中身が問題」というと
何にも答えない時間が相当続くだけでなく、
この場にいるのが嫌そうな目をします。

本当に底意地の悪そうな目。
僕には視線を合わせません。

三十分近く、この嫌な目と意味のない沈黙に付き合って、
何にも、出てこないので
馬鹿馬鹿しくて先に出ました。

多分、このレベルの人には、
なんでこういう忠告をこちらが身を切って
やっているのか、露ほども分からないだろうと思います。
多少、仕事関係でサポートしたこともあるので
いよいよ腹が立つのですが、
通常のビジネスベースでは分からない
本人の底意地の悪さまで認識できてまだよかったなと
おもうだけです。