福島の農作物の安全を訴えるCMで、5年間キャラクターを勤めたアイドルグループ「TOKIO」に福島県は感謝状を贈ったそうです。
こういう政治性を帯びた内容を、タレントとその事務所がどう関わって、誘導しているのかということは、本質的にマズイ話です。
これは、日本テレビの番組からの福島県との連携が大きいと思います。
こういうことを"美談"として拡散させる日本のマスコミや一般人にも絶望するしかありません。
放射能汚染地の農作物を拡散させることに、国民健康へのプラスはありえません。こうした心理誘導を、人気タレントグループにやらせることは、ある意味で「柔らかなファシズム」であると僕は思います。
こうした「柔らかなファシズム」が違う話でも登場しました。
世界的に大フィーバーしている、ゲームアプリ「ポケモンGO」。
このアプリでおもうところは、いずれメールマガジンで書くつもりです。
きょうは、報道として伝えられている、このアプリ内で自民党=永遠の与党と記載されているそうです。
これは偶然であるかのように、ゲーム会社は答えているそうです。
本当にそうでしょうか。
僕は相当に疑っています。
国際的に展開するゲームは、それぞれの国でその政治権力がどういう状況かは気にして作られます。
政治権力を下手に刺激しないように作ります。
間違うと、そのゲームが当該国から排除され、一定の利権を失いますから。
そうしたチェックは、綿密に行うはずです。
それをしていないというなら、このゲーム会社は大丈夫かということです。
ポケモンなら、過去の経緯を考えてもそうしたミスもありえますが。
まあ、でも日本の展開ですから、普通に考えると自民党に媚を売っている記載があっても、何にも不都合は無いということに過ぎない気がします。
関わっていた人間の誰かが、故意に仕掛けている可能性も推定される範囲と思います。
修正するのも即座ではありませんし。一定期間でも若年層に刷り込み効果は大きいです。
こうした影響力の強いゲームに、さりげなくこうした内容が紛れ込むことも、「柔らかなファシズム」の顕れと僕は更に思います。
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