「六歳の六月六日にお稽古を始めると上手になる」と、よく言う。
一歩間違えば『オーメン』だ。あぶない、危ない。
これが、私には不思議だった。その6月6日は、新暦でなのか、旧暦でなのか。
新暦だとすると、こんなに土砂降りのしとしとした梅雨のさなかに、稽古を始めてうまくいくものなのか…?
だいいち、こんなに湿気ってちゃあ、三味線の皮が破けて、鳴りませんでした(成りませんでした、に、掛けましょ)…ということに、なりかねない。
旧暦でいえば、六月六日、五月雨の季節が終わって、見上げれば一面の青い空。
♪さつき、五月雨…農耕民族の重要な務め、五月女の田植えも終わったし、つばくろのヒナは無事飛び立ったし…空はますます青く、海はさらに深さを増し、風がさやさやと蒼い大地を渡っていく。
そういうときに人は、何かやったろぅか…という意欲が湧くもんじゃぁないかいなぁ。
そこで、思い立ったが吉日。旧暦の六月六日にお稽古始め運動、というのを始めました。
今年の旧暦六月六日は、7月17日。
…うむうむ、推理どおり、梅雨が明けてそうなお日柄ですわぃ。かてて加えて、奇しくも成田屋、市川雷蔵の祥月命日。
……祇園祭のさなか、山鉾巡行の日でもありますね。
♪京都八坂さんでは山を曳く、東京杵屋では三味を弾く…。
御用とお急ぎのない方は、ブックマークにもございます、<http://shami-ciao.com> へご参集くださいませ。
♪昔の写真で、出ています。
一歩間違えば『オーメン』だ。あぶない、危ない。
これが、私には不思議だった。その6月6日は、新暦でなのか、旧暦でなのか。
新暦だとすると、こんなに土砂降りのしとしとした梅雨のさなかに、稽古を始めてうまくいくものなのか…?
だいいち、こんなに湿気ってちゃあ、三味線の皮が破けて、鳴りませんでした(成りませんでした、に、掛けましょ)…ということに、なりかねない。
旧暦でいえば、六月六日、五月雨の季節が終わって、見上げれば一面の青い空。
♪さつき、五月雨…農耕民族の重要な務め、五月女の田植えも終わったし、つばくろのヒナは無事飛び立ったし…空はますます青く、海はさらに深さを増し、風がさやさやと蒼い大地を渡っていく。
そういうときに人は、何かやったろぅか…という意欲が湧くもんじゃぁないかいなぁ。
そこで、思い立ったが吉日。旧暦の六月六日にお稽古始め運動、というのを始めました。
今年の旧暦六月六日は、7月17日。
…うむうむ、推理どおり、梅雨が明けてそうなお日柄ですわぃ。かてて加えて、奇しくも成田屋、市川雷蔵の祥月命日。
……祇園祭のさなか、山鉾巡行の日でもありますね。
♪京都八坂さんでは山を曳く、東京杵屋では三味を弾く…。
御用とお急ぎのない方は、ブックマークにもございます、<http://shami-ciao.com> へご参集くださいませ。
♪昔の写真で、出ています。