趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

aipo 無料版について

2011-07-01 22:32:14 | 機器について

もともと、企業内のLANで使用することを前提に開発されたのがaipoですから、それを、インターネットでもアクセスできるようにしようというのは、昨日申し上げたように、80番ポートを開放する関係からファイアーウォールを強固にする必要性があります。この設定は、モデムとパソコンの間にルーターをはさんで、ルーターでファイヤーウォールをかけるのですが、実際は、これだけでは、DOS攻撃をうけてしまいます。ですから、DOS攻撃からサーバーを守るソフトを導入しなければなりません。こういうことをしようとしたら、かなり専門的な知識を要しますので、技術者に依頼しなければなりませんからかなり費用がかかります。だから、経費節減のためにaipoの無料版を使っているのならば、それは、あくまでも内部LANで使用することが肝心です。しかも、80番ポートではなく81番ポートで運用するほうがいいです。その場合は、たとえばhttp://192.168.1.6:81/aipo/と設定しておけば、将来的にも、無料aipoは外部に開放しないんだよという意思表示にもなると思います。

 会社の外でモバイル端末でグループウェアを使用するつもりで、社内LANでも使用したいというのならば、しかも無料で・・・ということなら、やはり、はじめに紹介した通り、「サイボウズLive」を使ったほうが、費用面でも情報管理の面から、安全であるといえます。

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グループウェア2

2011-07-01 06:53:31 | 機器について

 グループウェアについて、引き続き述べます。昨日説明したことは、Group session のインストールや導入の難しさと内部ネットワーク専用だということ、また、外部ネットワーク用にはサイボウズLiveのクラウドに徹した便利さがある・・・という面だけですが、これでは、まだまだ一部分しか説明できていませんでした。そこで、今日は、外部ネットワークも内部ランでもつながるし、インストールが容易なグループウェアについて、解説したいと思います。

 aipoというグループウェアがありますが、これは、ダウンロードしてサーバーではない普通のPCにインストールして、ログインIDがadminでパスワードがadminでログインすると、管理者権限でシステム設計ができます。①社員の登録、部署、役職 ②施設管理 ③タイムカード管理 ④スケジュール管理 ⑤伝言板 ⑥社内メール ⑦ブログ 等々一通りの業務が網羅的に設計できます。次に、クライアント(子機)では、192.168.1.6/aipo/という内部ランのアドレスをURLに打ち込めば、ログインの画面が出ますから、個々の社員が自分のIDとパスワードを打ち込めば、次のようなログイン画面が出てきます。

 だから、このaipoは、WindowサーバーやLinuxサーバーのネットワーク管理の知識や技術がほとんどない社員でも、インストールがすぐに出来、管理者権限でどんどんシステム設定ができてしまうのです。これが、会社の内部ネットワークの中でできるのです。そして、この社員情報の打ち込みは、サイボウズのように大量のメールアドレスを必要としませんから、もっと非常に速く入力でき、しかも登録人数は無制限です。(サイボウズLIteは20人です。ただし、2012年1月までは100人まで可)

 また、外部からこのaipoにアクセスするためには、固定グローバルアドレスを取得する必要があります。この場合は、ファイアーウォールの設定を行い、不正進入を防ぐ必要があります。当然、このアドレスは部外秘です。80ポートを外部に開くのでそれなりのリスクがあるのです。一方、Groupsessionを外部のネットワークにつなぐのは難しいので、業者に依頼するとして、20人~30人の従業員が端末を操作する場合の保守点検料金が、1年間で8万円ぐらいです。

 

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