アメリカの携帯事業者ベライゾンがスマホの定額制を廃止し、従量制に移行した。今まで月額30ドルでパケ放題を提供してきたのでメールもウェブ検索等で、どこにいても情報通信できるスマホの醍醐味を究極までしゃぶり尽くしてきたのだが・・・その結末はヘビーユーザーにとってのみ悲惨なものとなるだろうが、大多数の一般の使用者には殆ど影響しない事象として捉えてもいいだろう。
もちろん、ベライゾンは全米で31%の第一位のシェアであるので、日本でもその影響をすぐではないが、受ける可能性があるだろう。その新プランとは、2GBまでが月額30ドル、5GBまでが50ドル、10GBまでが80ドルで、それ以上は10GBを超えるごとにさらに10ドルが加算されるようだ。
このことの影響は、多分、①大量の動画を配信したり受信したりすること、②大容量の3Dゲームなどの長時間Playに関してよりシビアに考えるべきだということだろう。③写真やmp3は容量が小さいからあんまり関係ないでしょう。要するに、①や②は不要不急のことなので、携帯ではなるべく長時間はするな!ということでしょう。私は、時々Youtubeに動画の投稿を行っているが、まあたいした容量ではないです。せいぜい大きくても1ファイルあたり10MB程度だし、普通は1MB~5MB程度で時間は1分~2分なのです。これを現在PCで行っているが、スマホで操作しても月額2GBの30ドル=80円×30=2400円で済むでしょう。
最近の記事でも書きましたが、個人的な動画の投稿などは無料サーバーAwardspaceの制限のように2.5MBでリミッターをかけてくれているから、そもそも一ヶ月間で3日に一遍で、計10個の動画を配信したところで2.5MB×10=25MBですので、2GBにはとうてい及びません。また、無編集で無圧縮の100MBの動画を10回アップしたとしても、100MB×10=1GBであり、それでも2GBには及びません。これ以上のパケット量になると、やはり、これは自作動画ではなくて(自作動画をそんな大容量で多量に作れる訳がないです)、大容量の他人の著作に係る動画を大量に配信する行為・・・すなわち映画やTV番組のYoutubeへの投稿とか、または動画サイトで長時間動画を視聴するとか、3Dネットゲームを長時間するとか・・・そういう使用法を含めてしか考えられないです。
これからのスマホの普及に伴って、携帯電話各社の規制が出てくるであろうが、この従量制料金体系は、したがって常識的な範囲で楽しんでいる限りは、全く支障がないでしょう。ちょっと簡単な2Dゲームをするとか、グーグルマップを楽しむ程度では費用が嵩みません。料金がお高いのは、ヘビーユーザーの方か、もしくは業務用に使用している方の場合だけですので、全く安心してスマホを私は購入して使っていけるのではないかと思います。(どの会社のどの機種を購入しようか?と検討中で、まだ購入してはいませんが。)