趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

ブログ投稿の目的とは?

2011-08-27 07:14:42 | インポート

 よく、有料サーバーを薦める宣伝の記事で、無料ではいつ登録を削除されるか分からないので、ドメイン変更で読者が激減・・・とか、宣伝があるとレイアウトが崩れて見る気がしない、信用がない不安定なサイトだと判断されて多くの人に見に来てもらえないので、アフィリエイトなどの収入が少ない・・・などと書いてあるのが目に付きます。実際、それは、あくまでも実利的な面だけを見ればそうかも知れないが、ブログ本来の目的とは少し外れているような気がします。

  つまり、ブログというのは、本来、書きたいからとか読んでもらいたいからアップしているのであって、アフィリエイトの収入は副産物で、その収益性を逆に目的とする考え方は、個人ブログやHPについてはベターではあるかも知れないが、ベストの選択ではないんじゃないだろうか・・・本来の目的を忘れると多分困ることになるんじゃないか?と思われるわけです。

  だから、もっと大事なのは、そういう収入面だけではなくて、中身です。ブログやコメント書き込みをしている読者は匿名性があるように思われますが、実際は、何かあればそれらの身元は法令によって開示されるものです。ほとんど全てのプロバイダーや有料・無料サーバーの契約の際の規約の「禁止事項」や「警告」には、それが明記されています。もし投稿記事やコメントに重大な誤りがあったり、特定の個人や団体のプライバシーや誹謗中傷によって名誉を傷つけたり、著作権法に触れた場合に当事者から訴えがあったら、公になることもあり、結果的に社会的な信用が低下したり、商取引や仕事に影響が出たり、最悪、賠償金を支払うハメに陥ることがあるかも知れません。 

 で、本題に入りますが、アクセス数が増えるために、上記のように違法行為を行って、つまり、手段を選ばなくて収入ばかりを追求していると、結局、思わぬ落とし穴に入ってしまわないとも限りません。具体には、ちょっと前に、有名な歌手グループの公演ビデオを無断で自分のブログに貼り付けてアクセス数を増やし、アフィリエイト広告で荒稼ぎをしていた人が警察に摘発されたとの新聞報道がありました。このように、投稿記事は自己責任ですから、私信のメールや同人誌(個人宛や特定少数は了解があれば可)、でなくて一般公開している以上、記述内容については、当事者の了解を必ず得る必要があり、無断記載や転載については個人情報保護の観点からも、気を配らなくてはいけないでしょう。

 また、他のアクセス数の多いサイトで人気のバナーや写真や動画などは直リンクを禁止している場合がほとんどなのに、それを無視して直リンクを頻繁に使う・・・なんてことも、アクセス数を増やすためには、やっちゃうことになるかも・・・。

 だから、やはり、最初に言った「ブログ」本来の目的を大事にしたいものです。

コメント
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