趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料サーバーと有料サーバーの違いは?

2012-09-27 08:19:59 | webコンテンツ

 昨今の無料サーバー、特に海外のものは、サーバー容量が無制限のものやメール機能も持っており、有料サーバーとの差が少ないように見えます。具体には、私は、海外サバーでは、Capnix、Host-ed、FreeAreaなどを借りていますが、これらはメール機能、wordpressなどのCMS機能、豊富なテンプレートやホームページ作成支援ソフトなどが装備されていて全く有料版と同じような豪華版です。では、いったい、無料サーバーと有料サーバーとの違いとは何なのでしょうか?

 実は、少し困ることがあるのです。無料サーバーの個々人のユーザーサポート体制についてです。これは、当然ですが無きに等しいのが実態なのです。全体のwebサーバーやデータベースサーバーが正常に稼動している限り、個々人のユーザーのインストールしたCMSやコンテンツ、データベースの不具合等が起こったとしても、それは自己責任なのです。これは、修理や相談業務の対象にならないのです。(有料であるならば対象業務になりますが・・・。)

 たとえば、米国のCapnix社では、サーバー機能は抜群で海外サーバーの割には高速で10GBの大容量を誇っていますが、付属のメールに不具合があって日本語の文字化けが起こりますが、英語版ではまったく正常に動作するので、日本人ユーザーだけの自己責任の問題になるでしょう。Host-edでは、MODXは一応インストールできて使えますが、日本語版は少しだけメニューに不具合があります。このように、無料サーバーは、基本的には自己責任ですので、サポート無し・自己解決を承知の上で何とか実用レベルで使えるようになれば、有料サーバーに勝るとも劣らない立派なサーバーに仕立て上げることができるはずです。

 でも、海外の無料サーバーで有料との区別が最も顕著に感じられるのは、CMS、たとえばjoomlaなどをサーバーに転送しているときの時間でしょう。この原因は、一つには収容アカウント数が、有料サーバーと比べるて相当多いことと、二つ目には、外国のサーバーは非常に遠方なので、回線をいくつも乗り継いでいる関係上どうしても遅延してしまうことです。ひどい場合は、1/10程度の差があります。これは雲泥の差です。有料サーバーで5分かかってwordpressをインストールできるところを海外無料サーバーでは平気で50分かかるようなわけです。但し、国内の無料サーバーの場合は、近距離なので収容アカウント数が多少多くても、有料サーバーとの差はあまり感じられません。

三点目は、アップロードしたwebサイトにアクセスする時に、①かなり待たされたり、②接続が切れたり、③閉鎖されたりアカウント削除されたりすることです。しかし、海外であるにも拘らず①は普通につながります。②は殆ど切れません。③の閉鎖が強く予想されるようなサイトは借りないこと、オミットされるような事はしないこと(更新を怠る、規規定に反する行為)に気をつければ・・・・私の経験では、アカウント削除は一度も無いし閉鎖・休止は殆どありません。 (awardspace○、batcave○、EUPN○、BIZ○、ZYMIC○、Byethost○、Megabyet○、Freearea○、Host-ed○、Capnix○ ) 昨年末に閉鎖されたのは、Realserversというサイトだけです。

 以上のように、海外の無料サーバーはすべて自己責任ですが、研究して使えば有料サーバーと変わりなく使用することができます。

 

 

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