標記については、別段、いいんじゃないのか?と思います。教育予算は無償にするというのが教職員組合の主張だったらしいけれど、公費負担も5万円では個人で購入できないから一律2万円程度は公費補助があったらしいです。問題は、これで教育効果が上がれば・・・の話です。つまり、将来の国を背負う若い人材育成にいくらお金をかけても損は無いわけです。
なぜ、windows8タブレットなのかというと、それも当然でしょう。全国津々浦々、ほとんどの公立学校には昔からwindowsが導入されているのですから、今更ipadの導入を進めることは、慎重な比較検討の議論を経ての決定だとはいうものの、やはり過去のソフトの継承やPC導入実績、メンテナンス実績、経費節減の面、教育界の超保守性から考えて到底無理という結論に至ったのではないでしょうか。
最近、電子教科書のダウンロードでミスって授業にならなかったという報道がネット上で流れていましたが、それは一時的な災難です。いつまでもそういう状態ではないはずです。docomoのspモードでも、1年間に4回ほどエラーが出て政府から注意されましたが、現在は正常に作動しています。問題は教科書会社の一部のサーバーの問題ですので、docomoほどの国民全体の問題ではなく、これほどの一大事ではありませんので、ほんの一過性の事故でしょうから、即解決するはずです。
とかく「出る杭は打たれる」ということわざがありますが、具体には稼働率が低いとか、業者との癒着だとか、貧しい家庭には高負担だとか、1万円程度の中華タブレットで十分だとか・・・そういうマイナス面ばかりが強調されています。どれもおかしな話です。導入段階では、稼働率が低いのは当たり前だし、県立高校全体の発注で富士通やNECの大手のメーカーを推奨するのも当然な話であり癒着ではないでしょう。実績の無い某国の中小企業の某メーカーのAndroudタブレットを導入できないのは仕方が無いのです。高校生といえども1台5万円もするスマホを買い与えているご時勢ですから、5万円のタブレットを自己負担させても、あながち無茶なことはでは無いはずです。