2009年に製作した自作PC=XP→7→10にアップグレードした機種の電源が入らなくなりました。原因は、どうやら、下記の通りであると推定しました。そこで、1から順番に対策を講じて、原因を特定しました。
PC環境・・・マザーボード ASUS M4A785D-M PRO、CPU:AthlonⅡX2 240e 2.8Ghz
メモリ:DDR2 240 Pin DIMM 1.8V 2GB 800Mhz KINGBOX製
大容量記憶媒体:HDD 500GB DVDドライブ:バルク製品
故障の原因 |
1.帯電している・・・PCとモニタのコンセントの電源スイッチをOFFにして5分待ってから再度ONにする。
2.PCのケースがきちんと嵌っていなくて電源スイッチがONにならない。・・・嵌めなおす。
3.電源スイッチが故障している。・・・新品のリセットスイッチと付け替える。
4.PC内部にホコリが溜まっている。・・・掃除機でホコリを吸い取る。
5.PCの電源管理で手順を踏んで起動に時間がかかる。・・・高速起動の設定に変更する。
6.周辺機器の故障・・・メモリ、HDD、DVDドライブ、キーボードを抜いて電源が入るか確認。
7.電源ユニットの点検・・・電源ユニットを取り外して、24pinの3番目の黒と4番目の緑をジャンパー線でショートさせて、電源ユニットのスイッチをONにします。これで、電源ユニットのファンが回れば正常であるし、回らなければ故障です。
解 決
以上のうち、1~6は試してみましたが、何の変化も無いので電源が入らない原因ではなくて、7であると推定できました。そこで、恐らくは電源装置のコンデンサが経年劣化で弱っていると考えられます。そのために、室温が低い冬季に既定の電圧に達しないため、PCに電源が入らない事が推測されました。対策は、ヘヤードライヤーで電源部に熱い空気を吹き付けると、PCが起動出来ました。