趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

なぜLUBUNTUがお薦めなのか?

2023-04-15 08:12:52 | 機器について

Windows11の試用期間は10日だけ 

 現在発売されているWindows10搭載機種は、たいてい11を無償でアップグレード出来ますが、10に戻せるのは、わずか10日間だけです。その期限を過ぎれば、なにか重大な不具合が出てきても、もう10に戻すことは出来ませんから10の再インストールになろうかと思われます。購入後1年以内であれば、無償で10の再インストールを依頼できるでしょうが、それ以外のソフトのインストールや周辺機器の設定やネットワーク設定などは、当然有料になるでしょう。これらは、時間がかかるし、かなり面倒です。

仮想OSでWindows11を動かせるが・・・

 ただし、Windows11は無償配布されているので、仮想OSとしてならば試用期限なしで使えます。ところが、11は、10よりもメモリを多く使うし、ストレージも別途50GB程度は消費するので、低スペックのCPUでは無理っぽいです。起動出来たとしても、WEBブラウジングやメールの送受信、Youtubeの視聴程度のごく軽い作業のみ可能でしょう。だから、実用的に、仮想OSとして11を高速動作出来るPCは、core i5以上のCPUで、メモリ16GB以上、ストレージ500GB以上の図2のような6万円以上のミドルクラスのPCであり、これに外付けDVDドライブやMSオフィスを付けると約90,000円にはなります。でも、これではコスパが悪いので、図1のようなCPUがcelelon5205u、メモリ8GB、ストレージ128GB、DVDドライブ付きのエントリークラスのPCを自分は購入し、無料のMS互換ソフトを使って活用しています。これで、経費が、9万円-5万円=約4万円程度節約できる計算です。

図1・・・エントリークラスのノートPC

図2・・・ミドルクラスのノートPC

・・・・・ここからが本題・・・・

LUBUNTUはインストールが短時間で済む 

 これに対して、たとえばLUBUNTU20.04の場合は、VerchalBoxで仮想OSとしてインストールした場合、重大な不具合が起こった場合でも、アンインストールして、次のバージョンの22.0.4を仮想OSとしてインストールすれば済みます。それに、LUBUNTUは、容量が非常に小さいにもかかわらず、どのバージョンでも初めから基本ソフトとして、MS Office互換のLIBLE OFFICEや、ブラウザFirefox、動画再生ソフト=mpv mediaplayer等がインストールされており、周辺機器=WIFI子機、プリンタ、スキャナ等も自動認識され、ネットワークも即自動で繋がります。なので、インストール自体が短時間で済む利点があるのです。

 結論としては・・・11に不具合が出た場合に代替えで使える

 現在、上記の格安のノートPCにLUBUNTU20.04を仮想OSとしてインストールして、ネイティブの11とともに活用しています。既に、11だけで残りストレージ62GBのところ、LUBUNTU20.04で20GBほど消費して残りストレージ容量が42GB、メモリ割り当てが2.8GBで残りメモリが5.2GBとなりますが、実用的に11もLubuntu 20.04も高速で使えています。この状態にしておけば、たとえば11で何かのソフトが※不具合を起こしても、緊急避難的にLUBUNTU20.04上で互換ソフトが正常起動できる事がありますから、仮想OSとしてお薦めです。

 私見ですが、そもそもエントリークラスのPCでは11は10と比して明らかにスペック的に無理があるので下記のようなエラーが出やすいです。なので、仮想OSとして超軽いLUBUNTUを入れておいたほうがいいのではないかと思うのです。

 ※不具合の例・・・1.動画・映画再生ソフトでノイズが入る、カクつく、音声が遅延する場合がある。→LubuntuでMplayerを使う。

2.MS互換Officeソフト=RealOffficeで写真を多数貼り付けるとフリーズする場合がある。→LUBUNTUでLibleOfficeを使う。

コメント
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