趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料サーバーの廃止の事情

2014-02-12 22:54:13 | webコンテンツ

 最近、私の登録していたいくつかの無料サーバーが廃止ないしはほぼ有料版に近い形になりました。つまり、サーバー会社が運営自体をやめたサイトと、大幅な仕様変更でこの会社の無料サブドメインや一般のFREEドメインでは使えなくなったサイトがあります。(このドメインは使えないまま一定期間放置していると、他者に使われていました。)

 無料版の中には、

①試行期間が過ぎたので有料版に移行する。

②調査・研究のために当座の期間だけ開設したが所期の目的が達成できたので廃止する。

③サーバー会社を立ち上げようとして試験的に無料サーバーを開設したものの、混雑が多くて不具合の発生が多発したり、スパム行為が頻発したりした結果、これに対処できなくて廃止した・・・というような種々の事情があったのではないかと推測されます。

 でも、いくつかのWEBサイトの記事データは自分のPCに保存してありますから、これを、新規に契約した某無料サーバーに転送しました。この某無料サーバーの仕様は容量が1GBでFTPアカウントが1つ、データベース10個、メルアド1個、CMSは自動インストーラが付属しています。某国のサーバーですが日本語にも完全対応していてwordpressとdrupalが完全動作しました。

 大体、廃止になる無料サーバーの傾向を分析すると・・・。一つは、容量が無制限で嬉しいのですが、機能が貧弱です。結局、転送できる1ファイルあたりの容量が1MB以内ですから、実際はいくら大容量でも小規模なWEB サイトしか作れない。CMSは自動インストールだが、日本語対応でないので文字化けして全く使えない。FFFTPなどの転送ソフトで手動でCMSを転送しても失敗してインストールできない。メルアドは着信できても送信出来ない。不具合があってもフォーラムが無いしサポートが無いので解約せざるを得ない。つまり、まあ、某国では実用的に使えるのかも知れないが、日本ではとても使えません。

 2番目は、多角経営の多国籍企業と見えて、接続が切れてもその会社のサイトに繋がって翻訳調の変な日本語の宣伝項目がずらりと並んでいることです。何か、もうせっかく投稿を続けたのに、登録後ほんの2~3ヶ月でサーバーが廃止になるなんてことは、とても諦め切れない残念な気持ちになってしまいます。
 反対に、何年も使えている無料サーバーの特長は、私の経験では、大抵容量が50MB~250MB程度で少なく、CMSの自動インストーラやメルアドは無料版では機能しません。データベースの容量も僅少でアクセス制限が非常に強く設定されており、これは明らかに試用版的な位置づけのものと考えられます。

 しかし、①登録者相互のフォーラムがあり、②サーバー運営会社への質問も受け付けています。また、③ホームページ作りのためのCSS付きフォームや、④オリジナルのアイコンなどの無料コンテンツがダウンロードできます。

 少容量で使い込めばすぐにパンクしますから、僅かな料金(月100円~300円)で有料版に移行して本格的に使いたい気分になります。そのための上記①~④のような様々な親切設計が用意されているし、また、滅多な事では停止しない会社の方針があるようにも感じるので、大いに好感が持てます。(笑)

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